●投げ技の「極め」に関して
要所で感じ取れたのが投げた後の「極め」の巧さでした。
最後まで相手を制する、押し込んで体を浴びせる、もつれた所を付け込む、相手が背中を畳に付けるまで極め切る、といった技術が多く見られました。
技は大した事ないのに極め良くて「一本」、というケースが多々ありました。
上川選手が鈴木選手に一本をとったシーンや女子48kg級の両選手が小内刈や小外刈で倒し、その後の極めが抜 . . . 本文を読む
●脚取り反則について
今季から一発反則負けとなりましたが、海外勢はよく研究をしていました。
反則にならないギリギリの技の展開を見せ、意外にも「肩車、朽木倒、掬投」という
決まり技が多く有りました。
同様に審判もよく技を見極めており安易な反則を出すことはなく、【国内の審判では脚取りに関して過敏に、過剰に成り過ぎている】という対比的な印象を受けました。
技では脚を取らないで片腕を極めて滑り込む肩車 . . . 本文を読む
●旗判定の基準について
女子52kg級/西田選手VS中村選手、男子無差別級/上川選手VSリネール選手は非常に微妙な旗判定となりました。優劣がつけ難い試合内容、8分間ではありましたが両試合とも同じ展開だったと感じましたので下記のような判断があったと考えます。
【○組み負けて苦しい体勢ながらも2、3仕掛けた技が効果的で印象付けをした】
【●終始有利な組み手で相手を制しながらも決定的な技が無く要所で相 . . . 本文を読む