國學院栃木【柔道部通信】

日本一を目指して太平山麓で汗を流す、柔道部の日々の活動記録をお知らせします。

【雑感】世界選手権①

2010年09月15日 | トピックス
●旗判定の基準について
女子52kg級/西田選手VS中村選手、男子無差別級/上川選手VSリネール選手は非常に微妙な旗判定となりました。優劣がつけ難い試合内容、8分間ではありましたが両試合とも同じ展開だったと感じましたので下記のような判断があったと考えます。

【○組み負けて苦しい体勢ながらも2、3仕掛けた技が効果的で印象付けをした】
【●終始有利な組み手で相手を制しながらも決定的な技が無く要所で相手の技を受けてしまった】

両試合とも勝利者は非常に苦しい試合展開でした。
しかし苦し紛れながらも必死に技を繰り出していました。
いつ指導がきてもおかしくない綱渡りの状況下でありながら見せ場を作り、審判への印象付けが判定に繋がったのではないかと思います。

逆に敗者となってしまった選手は終始有利な組み手でコントロールしていただけにもう一つ決め手がなかったのが原因だったと思います。

また、外国の審判は意外に指導を出すのが慎重でした。
昨今、反則ポイントが早く出される傾向にありましたが、意外に試合の流れを見極め、技によるポイント決着を促しているような審判法だったと感じました。

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