また、息子たちの夢を見た。
目覚ましが鳴る前に、まだ暗い中、目を覚ます。
彼らがまだ小さかった頃。
はしゃいで、そこら中を駆け回る。
彼らと一緒に走り回ってあげられない自分。
疲れていたのだ。
仕事が忙しくて、とにかく疲れていた。
出できるだけ、休みたかった。
なぜ、一緒に走り回ってあげられなかったのだろう。
なぜ、ただ単純に、可愛いと思ってあげられなかったのだろうか。
仕事に追われていた。
妻の要求に追われていた。
妻の要求に従うには、お金が必要だった。
がむしゃらに働かなければならなかった。
会社の環境も、妻と共にいた環境も、自分自身の性格も、全てがとにかく自分に妥協を許さなかった。
僕だって、子供とのんびり遊びたかったのだ。
悲しい。
あの時、一緒に楽しく過ごせなかった自分が悲しい。
2度とは戻って来ない、あの日々。
それは過ぎ去ってしまった。
思い出を共有する人もいない。
僕は、僕なりに家族を心から愛していたのだ。
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