マスターの趣味は、家具作り。
余れば客に販売。
ボブ・マーレーとか、
昔のレゲエ、ヒップホップなどを流す。
昼はジャズも。
店内の雰囲気にこだわる。
ひたすら居心地の良さ。
店内の隅では、雑貨販売。
夜は店先にもテーブルを出し、
外でもご飯が食べれるように。
若いアルバイトを雇っていて、
女も男も味のある店員たち。
本棚には、マスターが自分の趣味の本を置いている。
例えば、
村上春樹の同じ本を何冊も並べていて、
店を訪れた客は皆同じ本を読むようにしている。
共感の共有。
それから、物々交換。
例えば、
花瓶の花を持ってきてくれた人には
メニューを半額にしているところ。
仮想空間とも繋がれる。
例えば、
タブレットやパソコンを置いて、
仮想世界とカフェがコラボできる。
カフェの中で、仮想カフェに入り浸る。
セカンドビジネスで、
オンラインショップをやっている。
そのスタッフは、
カフェ内でコーヒーを飲みながら
まるで客のように仕事している。
ゆったり仕事する、
優しい雰囲気を保つ。
飲食であくせく稼がなくても良い、
そういう収益構造を持っていて、
車で来てしまったお客が夜にバーで飲んだら、
隣の建物で寝て、
翌朝運転して帰宅できるシステムがある。
例えば、
カフェの隣に友人のカプセル宿屋があり、
安く簡単に泊まれるようになっている。
一泊1,000円とか。
それなら、
土地の安い田舎に広いカフェを作ることも可能。
店内の味のある小物や雑貨は、
思い切り自分の趣味。
資金は十分にあるから、
お客が来なくても良い。
むしろ来ない方が良い。
ゆったりした自分の時間。
店内やカプセルホテル内で起こったことは、
「店は一切責任持ちません」じゃなくて、
とことんまで話を聞いてあげて、
お世話する。
責任がないのに、
とことん面倒見る。
年中暇だから、それが一番の楽しみ。
世界の片隅の田舎から、
世界中に繋がる。
欧米からのリゾート客がここを楽しみにやってくる。
マスターは、
英語も通じる気さくな日本人。
ネットや口コミで客がやってくる。
タイでやるならチェンマイだろうか。