米金融安定化法が成立 問われる政策実効性(産経新聞) - goo ニュース
法案成立なのに下げたNYダウ。
NYダウは米国経済のみならず世界経済の行く末をも
表している。
主要な腫瘍は摘出できるだろうが
癌はすでに世界中に転移してしまった。
先日書いたように法案成立後も
下げるであろう。
ひとまずの節目は10月8日、18日前後である。
問題は流動性。
中央銀行は流動性供給をしているが
利下げをしても株式相場は回復しないだろう。
株価上昇の切っ掛けはなんだろう。
私は企業のリストラと再編、そして大手金融機関や保険会社、
ヘッジファンドの破綻がきっかけになると思う。
先週、富士通がHDD事業を譲渡することを決めた。
このような大きな事業のリストラが始ってきたことは
日本の株価の反転が近いことを意味している。
薬品や小売、自動車や重工業そして、電気や電子部品で
大がかりなリストラや合併が始まれば
日本の日経平均株価は昨年の高値を越えてゆくだろう。
その時期は近いと考えている。
米国や欧州では大手金融機関や保険会社、ヘッジファンドの
破綻が必要だ。そのあとにリストラができるようになる。
もう間もなく大手金融機関が破綻することだろう。
サブプライム関連証券や資産担保証券の多くは
ババ抜きゲームのババだ。
最終的に掴んだ銀行、証券、保険、ヘッジファンド。
最初からババをエースに見せかけて
賭博をしていた。
「自分だけは特別だ。大丈夫、すり抜けるさ」なんて
年収何十億円もらっていたらこんなになった。
最近注目ニュースになったFTの記事がまことに
いいコメント書いていた。
興味がある人は読んでみたら?
→FT