今日の日経新聞夕刊一面記事は
米国S&L大手(預金量6位)のワシントンミューチュアルの破綻だった。
ワシントンミューチュアルはAIG危機の時に株価が下落していた。
米連邦預金保険公社(FDIC)では過去最大の破綻だそうだ。
S&Lは貯蓄金融機関。預金は即日JPモルガン銀行が
銀行業と店舗網を買収したので預金も引き継がれた。
ここ数年、米国金利が低かったために貸し出した住宅ローン債権を
サブプライムローン証券として転売し、利ザヤを稼いでいたのだ。
ここ1年間で住宅価格は急低下。
債権担保価値がさがり資産内容が急激に悪化していたのだ。
長年低金利のなか堅実に(というかノープレー)経営していた
日本の銀行と対照的な結果となっている。