いぐるさんの日記

つれづれなるままに“いぐる”さんが語ります。真面目な人なのですがピンぼけかも…。

中国帝国主義

2011年03月05日 09時59分25秒 | Weblog
ブラジル、新たなレアル高抑制措置を来週発表の可能性=財務省(トムソンロイター) - goo ニュース

インフレと通貨高に新興国は苦しめられ
先進国は低金利と通貨安の恩恵を受けている。

このゲームの勝者は

アメリカなのだろうか?EUROなのだろうか?

それとも、日本か?

通貨高で資源輸出国のブラジル。

鉄鉱石大手のVALEは日本の製鉄会社に鉄鉱石値上げを

要求するだろう。

既にBHPは20%値上げを表明した。

高金利に目をつけて先進国や中国、中東から投資資金がブラジルに流れ込む。

その資金のうちブラジルの確定利付き証券(国債など)に投資をする場合に
ブラジル政府が課税をしている。

ブラジル政府にしてみれば

ブラジルレアル高→ブラジル輸出企業収益減少
               ↓
              税収低下→財政負担増→国債増発→金利上昇インフレ
                                ↓
                              ブラジルレアル高→ブラジル輸出企業収益減少
                                              ↓
                                             税収低下→財政負担増                                                       ↓
                                                 国債増発→金利上昇                                                      インフレ
インフレ防衛のための際限のない金利引き上げが続き財政危機を恐れている可能性が高い。

しかし、レアル高の原因は投資資金だけではないはずだ。

新興国のインフレが原因ではないのか。

   中国のインフレ拡大政策  中国帝国主義と名付けよう
        ↓
    ↑  世界中から資源・食糧の輸入拡大→ドルのバラマキ→相対的に経済力の弱い資源国に大量の資金流入
  中国の輸出拡大  ←  ←  ←  ←  ←  ← ← 資源国の経済成長← ↓
                                   国内に還流し物価高、資産高を招く
                                       ↓
                       金利上昇インフレ=インフレ金利引き上げ
                          ↓              ↓  
                                        資源国通貨高
                   ブラジルレアル高→ブラジル輸出企業収益減少   ↓
                          ↓               資源値上げ 
                         税収低下→財政負担増                                                       ↓
                               国債増発→金利上昇                                                      インフレ
                                                                               
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