日本・香港・中国・台湾のHO鉄道模型と実車写真

茨城県を中心に活動の「ときわレールクラブ」HOゲージ運転会の記録と日本型・香港・中国・台湾型HO鉄道模型製作記

和諧号CIT400Bの製作(1)2014.1.1

2014-01-01 22:44:55 | 日記
明けましておめでとうございます。関東合運以来ブログの更新が止まってしまいました。年が変わったのを契機として、新規の題材に取り組んでいますので、紹介したいと思います。
2014年の最初の新車は、中国鉄路 高速総合試験車 CIT-400Bです。中国版ドクターイエローの新幹線高速総合試験車です。CITはComprehensive Inspection Trainの略です。
実車は2011年に登場した編成で1形式1編成のみとなっています。ベースとなったものは和諧号CRH380C型で、先頭部形状はCRH380Cと同じ形状となっています。8両編成で380km/h対応ですが、設計上の最高速度は500km/hとのことです。
新幹線タイプの総合試験車はCIT001,CHR2-010A&CHR2-0゛68C, CIT380A,CIT400A,CIT400B,CIT500がありますが、広い中国ですので実物にお目にかかるチャンスはなさそうです。

さて、模型製作にあたって、市販の和諧号はCRH3型がCRH3では先頭部形状が異なります。北京の展示用模型製作メーカーからCRH380Cの1/87モデルが発売されているのを知り、このモデルの入手からスタートしました。



通常の模型店では並ばないらしく、香港人の友人に依頼し、北京のメーカーと直接コンタクトしていただきました。
当初の計画は先頭部のみ使用して、他は自作の予定でしたが、CRH3と車体断面は同じであること、製作期間の短縮化、自作の場合は床下カバーの製作がネックとなる点、さらに行きつけの香港の模型店に、バックマンのCRH3 5両セットの在庫があったことを踏まえ、5両セット2組で中間車は6両揃うので、CRH3から中間車を改造することとしました。
そこで年末に香港の模型店にてCRH3セットを2セット購入しました。

まずは8両を並べてみて、全体の検討から始まります。変更点はどこか、どのように改造するかについて検討しました。
それと並行して実物資料ならびに模型化にあたっての必要資料(形式図・細部写真等)の収集を始め、インターネットを駆使していろいろとさがしました。この手の編成は特殊な編成のため、高速試験の記事はいろいろとあるも、細部写真で鮮明なもの、形式図の入手には苦労しました。

以下続く

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