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お墓と向き合い生死を見つめ直すブログ~富山のお墓レスキュー隊 亀山龍厳~

お墓を建てる石工職人の立場から、お墓について、どんな想いでお墓を建てているのか、などを書いています。

骨瓶が入っている袋の処分の仕方。

2016-12-27 01:27:56 | お墓
ご遺骨を納骨をするとき、
お墓の中に入れるのは骨瓶とご遺骨だけです。

するとお骨を入れている袋が残ります。

この袋の処分はどうすればいいのでしょうか?



◆ご自分で廃棄する。
お骨を守ってくれた大切な箱です。
この箱があったからお骨をご自宅に置いておくことができた、と言ってもいいと思います。

ですから感謝の気持ちを込めてご家族で廃棄するのが一番いい方法だと思います。

廃棄するときは普通に可燃物として出してください。
もし可能であれば袋などに入れて出します。

海塩ひとつかみ入れるといいと祖父は言っていました。


袋はたたむとこのような形になります。
お骨を包んでいたサラシも一緒に廃棄して大丈夫です。


◆葬儀屋や石屋にお願いする。
ご納骨の後に会食などが控えており
骨瓶の袋などを持ち歩かなくてはいけなくなることもあります。

そんなときは納骨を手伝ってもらった石屋さんに頼むのも一つの方法です。

「こちらの袋の処分をお願いしていいですか?」
と聞けば処分してくれると思います。

*ただし、石屋によっては処分費用を設定してあるかもしれません。ご確認ください。


◆骨瓶の袋以外のもの
・卒塔婆(そとば):浄土真宗以外の宗派で見かける、お墓の後ろに立っている木の板です。
ご住職に新しく書いてもらった時に、古い卒塔婆の処理もお願いしましょう。
ご自分で廃棄されるときは、骨瓶の袋と同じように可燃物として出すのがいいでしょう。

卒塔婆について
墓地で空を飛ぶ銀色スライムの正体。


・古い骨瓶:骨瓶の処理は自治体によって異なります。
石の立山ではお墓の納骨堂内に納めることをオススメしています。





古い骨瓶やお骨の取り扱いについて

納骨堂が骨瓶でいっぱいになったら。お骨の整理のお話。

骨瓶の中の小さな石に込められた思い








富山のお墓レスキュー隊 隊長 亀山龍厳




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