開幕7連勝中のドジャースは今日、昨年獲得したMVP記念大谷のボブルヘッドデーだった。当初は先着4万人に配る話が、太っ腹な球団が急遽来場者全員に配布したんだと。試合のほうは2回までに守備の乱れから5点のリードを許したが、それくらいのハンデを上げないと、試合が盛り上がらないくらい相手のブレーブス打線が湿ってる。案の定ブルペン陣が踏ん張っている間にじわりじわりと追い詰めた。相手は2点リードの8回途中からクローザーをつぎ込んで必死に逃げ切りを図った。このまま終わると途切れそうな記録が開幕からの連勝以外にもう一つあって、それが大谷の連続試合得点。この8回に、失点がらみの2失策で無安打と、いいところがなかったマンシーが同点打を放って追いついた。そして9回裏の先頭が倒れた後で大谷が登場。初球をセンターオーバーのサヨナラホームラン。開幕からの連勝と、連続試合得点の両方を達成する一打に、拍手喝さい雨あられ。誰が書いた筋書きか知らないが、ここに落ち着くか、って感じ。ただ、プロらしからぬ守備の乱れが幾度か見られた。終わり良ければ全て良し、で済ませていいものかどうか。
さて、微妙な試合の盛り上げ方を務めたマンシーなんだが、今話題のトルピードバットを導入したものの、3打席凡退後は元の普通のバットに戻して同点打を放ったそうだ。バットの先をやや細くすることで重心が手元に近くなるから、さばきやすくなる理屈らしいんだが、すべての打者がヒットを打てる打ち出の小鎚になるわけではなさそうだ。
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