serowで旅(どっか)に行こう!

-serow250での旅を記していこうと思います-

白谷林道・白山林道

2015年09月23日 | serow
2015.9.20
シルバーウィーク2日目のこの日は、臼杵市の白谷林道、白山林道を目指しました。
国道10号線を左折して県道633号線に入り、約1キロで白谷林道の入口。
約2キロの舗装路の後いよいよダートの始まり。


(白谷林道)

あまり林道として活用されていないのでしょうか、結構草が生い茂っています。
進むにつれ路面は次第に荒れ、ワダチも深くなってきました。所々に水たまりも。
これまでに走った(数少ない)林道の中で、一番酷い路面コンディションです。

これ以上ガレてきたらどうしよう。引き返そうかなあ、などと弱気の虫が・・。
写真を撮る余裕はもはやありません。
しかし、自信のない所は足を使いながら、転倒しないよう慎重に進んでいくと、何とか白谷林道を走破できました!

白谷林道から一旦舗装林道(市道?)に出て、次は白山林道。
朝方買っておいたコンビニおにぎりで昼食をとり、2本目に突入です。


(白山林道入口)

比較的フラットな区間が多く全体的に明るい林道。
風倒木が何本もありましたが、カットして路肩に移動されていました。
おそらく作業によく使用されている道なのでしょう。
約7キロの白山林道は精神的余裕もできて、無難にクリアできました。


(白山林道)

その後舗装林道を道なりに進み、国道10号線へ。
佐伯市方面に進んでいくと、「尺間神社」、「絶景『豊後水道』を一望」などと書かれた案内板が目に留まり寄り道。
尺間神社へ向け、舗装された尺間林道を上っていきます。


(尺間林道入口)

暫くセローを走らせると尺間神社の第1駐車場に到着。ここには既に5~6台の乗用車が駐車していました。
案内板によると、神社までは参道を45分。歩くだけでも往復1時間半かあ・・。
第2駐車場から歩けば400段の階段があるものの25分で神社に到着するので、セローで第2駐車場へ向かいます。


(案内板)

第2駐車場から参道を歩き、汗びっしょりになりながら400段の階段を上りきると展望台に到着。
本当に豊後水道を一望できる絶景スポットでした。


(400段まわり)


(展望台より豊後水道を一望)

この後は標高645メートルの尺間山頂に建つ尺間神社にお参り。
魔を払う、けがれを祓う意味の釈魔が由来で、東九州の霊場として有名だそうです。


(尺間神社)

尺間神社を後にして、尺間林道を津久見方面に向けセローを走らせます。
林道終点は県道36号線と接続しており、国道217号線~国道502号線などを繋いで帰路に就きました。


(尺間林道終点)

一時は走破できるのかと心配になった白谷林道。
私のように技量が未熟でも、セローなら着実に進むことができました。
本当に頼もしい相棒です。

経塚山

2015年09月16日 | serow
2015.9.10
セローに跨り、日出町の経塚山(きょうづかやま)に行ってきました。標高610メートルの小さな山。
低い山にしては珍しくミヤマキリシマが群生しているということです(勿論、今は時期はずれ)。
速見地区広域農道(速見大田ふれあいロード)から脇道に入り、500メートルも進むと携帯電話の中継局らしき場所に行き着きました。


(中継局前で下車)

ここにセローを停め、登山道を歩くこと5分。


(登山道は下刈りされています)

あっという間の山頂到着!に肩すかしを食らいました・・。


(経塚山、制覇!?)

時折、霧雨が降る生憎の天候のため山頂からの眺望はききませんでしたが、天候が良ければ別府湾がきれいに見渡せることでしょう。


(山頂からの眺め)

機会があればミヤマキリシマが咲く5~6月頃に再訪したいなあ。
この日走った距離は100キロ足らずですが、近場を散策するツーリングも楽しいものです。

土呂久林道

2015年09月06日 | serow
2015.9.4
久しぶりに天気が良かったこの日は宮崎県の土呂久(とろく)林道へ。
県境の高峰・祖母山の南に位置するこの林道へはどの道を通っても3時間くらいはかかりそう・・。
ルートは悩んだ末、中九州道(国道57号線)で豊後大野市へ向かい、県道7号線を南下することにしました。

地味な林道だけじゃなく、一か所くらいは観光地でも行こうか・・ということで、まずは原尻の滝へ。
日本の滝百選にも選ばれている名瀑で「東洋のナイアガラ」と呼ばれています。落差こそ20メートルですが、幅は120メートルもあり結構な迫力でした。


(原尻の滝)

休憩後、原尻の滝上流の徳田川に沿って県道7号線を南下。
小さな峠越えを何度も何度も繰り返し、1時間弱で大分県と宮崎県の県境に位置する尾平越トンネルに着きました。
道中、このような標識が3か所。県道が被災した場合迂回路がなく集落が孤立してしまうのでしょうね。

(ヘリ救出場所の表示)

尾平越トンネルを過ぎると宮崎県高千穂町。すぐ右手に広場があり、そこが土呂久林道の入口です。


(土呂久林道標識)


(土呂久林道入口)

林道に入る前に、原尻の滝に隣接する道の駅で買っておいた山菜おこわで腹ごしらえ。
地元のおばちゃんの手作り、もちろん美味しかったです。


(昼食)

いよいよ土呂久林道に入ります。
路面は砂利の敷かれたフラットダート。
路面状態はまあまあ良かったのですが、先日の台風の影響か木の枝が沢山散乱しており、走行には注意が必要でした。
でも林道は木漏れ日が差し込んで比較的明るく、何ヵ所も開けた場所があり眺望は素晴らしかったです。


(土呂久林道1)


(土呂久林道2)


(土呂久林道3)


(土呂久林道4)


(土呂久林道5)


(土呂久林道6・土呂久橋)

バイクの音で慌てて逃げる鹿に何回も遭遇しましたが、残念ながら写真には収められませんでした。
セローとのツーショット撮りたかったなあ・・。

山を下りた後、国道325号線を西走し熊本県高森町に入りました。
この先のルートはよく考えていなかったのですが、阿蘇望橋(あそぼうばし)を見たくて途中を右折し農免道路へ。
鋼材や杉・檜などの木材も使われている、日本では珍しい屋根付きの橋です。


(阿蘇望橋)

その後は、いつものやまなみハイウェイ(県道11号線)を走り、景色を楽しみながら帰路に就きました。
この日の走行距離は354キロ。セローを購入してもうすぐ8か月になりますが、一日で走った距離としてはおそらく最長だと思います。
肩やお尻が痛い・・。でもとても充実したツーリングでした。