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-serow250での旅を記していこうと思います-

土呂久林道

2015年09月06日 | serow
2015.9.4
久しぶりに天気が良かったこの日は宮崎県の土呂久(とろく)林道へ。
県境の高峰・祖母山の南に位置するこの林道へはどの道を通っても3時間くらいはかかりそう・・。
ルートは悩んだ末、中九州道(国道57号線)で豊後大野市へ向かい、県道7号線を南下することにしました。

地味な林道だけじゃなく、一か所くらいは観光地でも行こうか・・ということで、まずは原尻の滝へ。
日本の滝百選にも選ばれている名瀑で「東洋のナイアガラ」と呼ばれています。落差こそ20メートルですが、幅は120メートルもあり結構な迫力でした。


(原尻の滝)

休憩後、原尻の滝上流の徳田川に沿って県道7号線を南下。
小さな峠越えを何度も何度も繰り返し、1時間弱で大分県と宮崎県の県境に位置する尾平越トンネルに着きました。
道中、このような標識が3か所。県道が被災した場合迂回路がなく集落が孤立してしまうのでしょうね。

(ヘリ救出場所の表示)

尾平越トンネルを過ぎると宮崎県高千穂町。すぐ右手に広場があり、そこが土呂久林道の入口です。


(土呂久林道標識)


(土呂久林道入口)

林道に入る前に、原尻の滝に隣接する道の駅で買っておいた山菜おこわで腹ごしらえ。
地元のおばちゃんの手作り、もちろん美味しかったです。


(昼食)

いよいよ土呂久林道に入ります。
路面は砂利の敷かれたフラットダート。
路面状態はまあまあ良かったのですが、先日の台風の影響か木の枝が沢山散乱しており、走行には注意が必要でした。
でも林道は木漏れ日が差し込んで比較的明るく、何ヵ所も開けた場所があり眺望は素晴らしかったです。


(土呂久林道1)


(土呂久林道2)


(土呂久林道3)


(土呂久林道4)


(土呂久林道5)


(土呂久林道6・土呂久橋)

バイクの音で慌てて逃げる鹿に何回も遭遇しましたが、残念ながら写真には収められませんでした。
セローとのツーショット撮りたかったなあ・・。

山を下りた後、国道325号線を西走し熊本県高森町に入りました。
この先のルートはよく考えていなかったのですが、阿蘇望橋(あそぼうばし)を見たくて途中を右折し農免道路へ。
鋼材や杉・檜などの木材も使われている、日本では珍しい屋根付きの橋です。


(阿蘇望橋)

その後は、いつものやまなみハイウェイ(県道11号線)を走り、景色を楽しみながら帰路に就きました。
この日の走行距離は354キロ。セローを購入してもうすぐ8か月になりますが、一日で走った距離としてはおそらく最長だと思います。
肩やお尻が痛い・・。でもとても充実したツーリングでした。