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2005.01.22(土)-25(火)
ジブチを出たのは深夜、アスマラに到着したのは0130時頃。この時間なのに銀行が空いていてトラベラーズ・チェック両替が出来てエリトリアの通貨である「ナクファ」を手に入れられたのは朗報だったが、外に出ても何も出来ない。
私は空港の外に一度出てタバコを吸い、中に戻って始発のバスを待とうとすると空港は完全に閉め切られていた。
新しい国の最初が文字通り「野宿」に。私の他にいた少ない乗客は迎えに来たピックアップ・トラックに乗って市内に向かってしまい私はポツンと一人になる。
夜の空港。
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朝0630時、ようやく始発のバスが来て私は市内に出れることになる。
朝、到着したアスマラ市
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朝早い時間だったが歩き回ってホテルを探し、街の中心の教会前の宿を取る。トイレ・シャワー共同ながら部屋はきれいで目の前は教会という立地もいい。
泊まったホテルからの眺め
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ジブチ・シティーは人口こそ54万人と少なかったが街は喧騒としていたが、アスマラはそうでもない。人口は40万人とちょっと少ない程度だがそれ以上に街並が落ち着いて見えるしエチオピアやジブチのように絡んでくる人間が少ないのでより過ごしやすく感じる。標高も2300mと高地にあるので暑かったジブチの後では天国のようだ。
この国はエチオピアから分離独立した国で、エチオピアと同様に以前イタリアの統治下にあった影響も有りイタリア料理店も何軒かあり、ピザも食べれるのは嬉しい。
そして物価はというと、この国では闇両替があるが公定レートとの差は2,3割程度。最初に空港で両替して以降は闇で現金を両替して使っていたのでエチオピアと同程度といった感覚で安い。物価の高いジブチの後だから尚更安さを強くかんじてしまう。
ここでやらなければいけないのはジブチビザ、ただこれはやけにあっさりと、しかも1ヶ月のマルチが即日で出ることになる。日本大使館のレターも必要ない(必要だとしてもここに日本大使館は無いのだが・・・)。ジブチ・シティーでの出入国管理局の態度の悪さが嘘のようにここのスタッフの人達はフレンドリーだ。
エリトリアには10日いる予定だ。
私はのんびりと観光しながら、今までの喧騒と離れてゆったりと過ごすことにする。
丘の上の教会。
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見晴台付近のピラミッドモニュメント。移っている人物は案内してくれた少年。終始一貫親切で「人を信じる心」を思い出させてくれた。
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見晴台からのアスマラ全景
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ランドバウトにあった靴型のモニュメント
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アスマラにある中央郵便局。ここから小包を日本に送る。航空便で2kgで2000円くらいと安い。
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エリトリアの首都アスマラ、久しぶりに心休める、そんな場所となった。