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アメシストのマツ

五十代女性、既婚、子供なし、ただいま断酒中。
もう一生で飲めるだけの酒は飲み尽くしました。

2021/02/22 HALT

2021-02-23 20:00:00 | ひとりごと
今日はすることもなく、一日中家にいました

Hungry Angry Lonely Tiered 
空腹、怒り、孤独、疲労

これが再飲酒のきっかけになるそうです








考えてみれば、むかしからマイナスの感情を表に出すのが苦手でした

泣いても、怒っても、愚痴っても

つらい事はなくならない

出すに出せないイライラやモヤモヤが澱になって

そんな時に酒を飲んで眠って

嫌な夢を見て

また嫌な気分になって

不機嫌な酒飲みでした




飲むのをやめて、一ヶ月半経ちました

腹が立つことも、悲しいことも、この世からは無くなりません

そろそろ、つらいことを人のせいにするのはやめましょう

つらい時はつらいと

お腹が減ったら減ったと

嫌な事は嫌だと
言えれば苦労はしないのだけど

今日も飲まずに過ごせそうです



胡麻豆腐、辛子をかけました


2021/02/19 酒に適量はあるのか

2021-02-19 21:00:00 | ひとりごと
相変わらず寒いです
今朝、起きたら雪でした
あっという間にとけてしまったけど



さて、
適正な飲酒量はエタノール換算で1日20g程度以下

ビールだったら中瓶1本 日本酒なら1合程度

といわれています


この量は少ないと感じるという人は多いかもしれません

私はこの量で満足できなくなったのは多分

飲みはじめて一、二年だったかもしれません

あまりに前のことで忘れてしまいました



少量の酒なら全く飲まないより身体に良い

という事だそうです


問題はこの少量がどれくらいなのか、という事なんですが

冒頭に挙げた適量になるわけです

一部の疾患については飲まなければ飲まないほど身体に良いらしいです



今回の断酒をはじめてから一月以上が経ちました

確実に前よりしっかり眠れていると思います



今日も飲まずに過ごせました

キャベツの代わりにネギの入ったお好み焼き
旦那が作りました



2021/02/18 稲作とアルコール分解酵素

2021-02-18 21:00:00 | ひとりごと
寒い一日でした

さて、また
NHKスペシャル
飲みたくなるのは“進化の宿命”!?酒の知られざる真実
https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20200127/index.html

という番組からのおはなしです

今日で最後になります


アルコールは体内でアセトアルデヒドになり

更に酢酸となって排泄されます

ところが東アジア、特に長江流域、日本、韓国には

アセトアルデヒドが分解されにくい

酒に弱い体質の割合が多いそうです


アセトアルデヒドこそが

二日酔いの症状の原因であり

体内の細胞を傷つけて

ガンなどの病気を引き起こす、とされています

はるか昔、偶然アルコール分解遺伝子が強くなった人類の祖先は

アセトアルデヒド分解遺伝子の働きも強かったと考えられます

ところが6000年以上前中国で突然

アセトアルデヒド分解遺伝子の働きが弱いヒトが出現したそうです


「酒に弱い遺伝子が広がったことと、稲作が始まったことには、密接な関係があると考えられるのです。」

アセトアルデヒド分解遺伝子の働きが弱いヒトが酒を飲むと

体内には分解できない猛毒のアセトアルデヒドが増えていきます

しかし、その毒が悪い微生物を攻撃する薬にもなった可能性があるそうです

一方、酒に強い祖先は体内のアセトアルデヒドが少なく

有害な微生物が抑えられずに大繁殖してしまうことになります

このように

「酒に弱い遺伝子を持つ人の方が、感染症に打ち勝って生き延びやすかった」と考えられています

酒に弱い体質の人は縄文系
強いタイプの人は弥生系という事が出来るかもしれません

酒に強いが故に酒に溺れるようになる

皮肉なことかもしれません

酒に強い人が必ずしも依存症になるかというと

そうでもないかもしれません




今日も飲まずに済みました


春節は過ぎてしまったけど、水餃子
皮から作りました


昔からいた酔っぱらい

2021-02-17 21:00:00 | ひとりごと
昨日のつづきです

NHKスペシャル
飲みたくなるのは“進化の宿命”!?酒の知られざる真実
という番組を観ました

https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20200127/index.html


他の生き物は持たない
アルコールを分解する酵素を獲得した人類ですが

他の生き物が食べられない
腐った(発酵した)果実から栄養を独占できるようになります

こうして「腐った果実」は「快楽をもたらす薬」となり

「人類が酒に脳を乗っ取られる」ようになりました

古代エジプト時代、すでに

働く事も忘れて酒に溺れる者や

吐きつづけても飲む者が現れたのです


時代は下り中世、それを蒸留して

アルコールの純度を上げられるようになったのです


気づくと人類の脳は「アルコールの魔力」に乗っ取られ、際限なく飲みたくなってしまう生き物になっていたのだ。
-ホームページより-

断酒会に行く前は

「アルコールがこの世からなくなってしまえば良いのに」(ありえないけど)

「いっそのこと非合法になってしまえば良いのに」(ありえないけど)

そんなふうに考えていた事もありました

今日はこれくらいにします




今日も飲まずに済みました


なぜ、飲むのか

2021-02-16 21:00:00 | ひとりごと
酒飲みにとって
「何故酒を飲むのか」という問いは
「何故水を飲むのか」

と、いうくらい自然なことかもしれません

「酒は百薬の長」と言ったのは古代の中国人だそうで



古代一万年以上前トルコのの遺跡から大量に酒を作っていた跡が残っているそうです



NHKの番組で
飲みたくなるのは"進化の宿命"⁉︎酒の知られざる真実

というのがありました



サルがヒトに進化する過程で

アルコールを分解する酵素を獲得したそうです

そういわれてみれば

ヒト以外の動物は酒を飲みません(多分)

いきものにとってアルコールは毒だからに他ならないからなのですが

番組では

酒は「人と人を結び、文明や社会を築く特別な力」として、欠かせない存在になっていくのである。

と、ありました。

断酒会に出るようになって

つれづれ考えるのが

何処からが依存症で、酒に飲まれていないヒトとの違いは何だろう?

ということです

酒がおいしくなくて、
ウサを晴らすために
止められなくなっていた私は
明らかに依存症なのですが

いえ、ヒトの事はどうでもいいです

今日も飲まずに済みました

読んでくださってありがとうございます