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『そして父になる』

2013-10-16 | 映画2013

是枝裕和監督

野々宮夫妻に福山雅治、尾野真千子

斎木夫妻にリリー・フランキー、真木よう子

2013年・第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、審査員を受賞したそうです。

 

息子が出生時に病院で取り違えられ、別の子どもだったことを知らされるのです。

父親と母親が抱く苦悩や葛藤を描いたドラマ。父親だけではないでしょ。

大手建設会社に勤務し、都心の高級マンションで妻、息子と暮らす野々宮良多は、はっきり言ってうらやましいほどのエリート。

ある日、病院からの電話がある。6歳になる息子が出生時に取り違えられたという。

DNA鑑定をし、血がつながった息子ではないことが判明する。

では、血のつながる、実の息子はどこにいるのか。

取り違えの起こった相手方の斎木夫妻は、町の電気屋。そこには、やんちゃで元気いっぱいに育った男の子がいました。

それぞれ育てた子どもを手放すことに苦しむ。

どうせなら早い方がいいという良多の意見で、互いの子どもを“交換”することになるのだが・・・

血のつながりか、育ての親か。

子どもは、決まっているではなりませんか。自分を大切に育ててくれたのですよ。

血とか育てとか関係ないわけですよ。

大人になったとき、どう考えるのか、どう思うのか。

また、苦しむね。

そもそも、腹いせにわざと子どもを入れ替えた看護婦がいけないのだ。勝手極まりない行為ですよね。

そんなこと、しちゃいけないよ。

何の経験もない私ですが、辛かったです。苦しかったです。

福山君演じる父親と一緒に心を決めました。

6年間、パパだったのです。そして、これからもパパです。


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2 コメント

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それぞれの~ (cyaz)
2013-10-16 12:29:21
デイジーさん、こんにちは^^
TB、ありがとうございましたm(__)m
血か、育てた6年間か・・・。
究極の二択でしたね!
結論は観る側に委ねられていましたが、
観る人たちのそれぞれに、それぞれの選択肢が
あるように思いました。
返信する
究極ですね (デイジー)
2013-10-16 21:51:38
cyazさん、トラックバックとコメントありがとうございます。
>血か、育てた6年間か・・・
苦しくて辛い選択です。

>結論は観る側に委ねられていましたが、・・・
おっしゃる通りですね。

このお話では、わざと入れ替えてしまったのですが、昔は事故が多かったのでしょうか。
今は、取り違えてしまうような事故は、全くおきていないのでしょうか。

ないことを願います。
返信する

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