なんとなく

三十路半ばにて精巣腫瘍になりました。その記録のブログです。

リンパ節廓清術入院3日目:手術当日

2011-09-08 23:59:00 | 日記
※9/13に追加しました。

昨晩は11時ごろまで暗がりの中、ドラクエをやっていたらそのまま寝てしまった。
というわけで、5月の手術みたいに、眠れないということはなかった。

下剤を飲んだので、5時ごろにトイレに行きたくなり目が覚める。
そして、6時過ぎに人生初の浣腸をした。
3分待たないといけないんだけど、言われているほど大変ではないかな。

8時40分ごろに手術室に呼ばれて、妻とともに移動する。
今日はいろいろな人が手術するらしく、手術室にいっぱい人がいた。
ここの病院では外科手術は特別なことではないのかな。

妻と手を振って別れてから、手術室の入り口を入った。
本人確認などをして、個別の手術室へ移動。
横になった後に左手に点滴を入れて、少しボーっとしてくる。
酔っぱらった感覚とちょっと似てるかな。
そのあと、丸くなって背中に麻酔の注射をしたらしい。
ここではまだ意識はあるけど、そこまで痛い感じはなかった。
そのあと、仰向けになって、お疲れ様でしたーとか看護師さんに言われたら、そのうち
気を失い、気づいたら終了後。

目が覚めたら麻酔のせいでちょっと気持ちが悪かったので、合宿とかでたくさん飲んで、
その辺で寝てしまい、気づいたら飲み会も終了し数時間が経過、しかも二日酔いで気分が
ちょっと悪いという感じだろうか。

手術時間は9時過ぎまで覚えているので、起きたのが15時半だから、6時間ちょっとぐらいか。

先生と目覚めたときにちょっと話したのだが、「難渋しました」とのことだった。
というのも、いろいろな神経やら腎臓の裏とかにビッシリと転移した癌がこべりついて
いたらしい。ただ、腎臓は取らずに済んだみたい。よかった。

正式な病理検査はまだ先だが、簡易な検査は手術中に済ませたらしく、生きている細胞は
いなかったとのこと。

手術後は腕は結構動いたので、メールとかは打つことはできた。
父親と姉貴1もあとから来たみたいなのだが、父は昼飯時にビールに加えてワインも飲んだらしい。

手術後はお腹に管が二本、背中に痛みどめの細い管が一本、尿の管、左手には点滴、
右手には点滴はしていないけどラインを確保するために針は刺さったまま、
両足には血栓予防のためにマッサージ機、これに加えて顔は酸素マスクと、
いろいろとつけられていた。

夜は早々に枕は使うことができたけど、そこまで熟睡できなかったかな。
そんなにいろいろつながっていれば当然か。
でも、枕を使えなかったら全然眠れなかっただろうな。

という感じで手術の日は過ぎていきました。