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丸瀬布・雨宮21号 雪中特別運行を撮る 12月15日編


 今回の特別運行に伴い特設された俯瞰撮影地です。足場は資料館の屋根上なのですが、階段などはなく空中作業車で登り降りします。かねてより空中作業車に乗って撮影したいと思っていましたが、いざ乗ってみると意外と恐怖感がありゴンドラの中ではいつの間にか真顔になっていました…笑   12,12,15 丸瀬布いこいの森雪中特別運行 14:09頃  Canon EOS7D

 15~16日は北海道・丸瀬布いこいの森の雨宮21号が丸瀬布開拓100周年を記念して12年ぶりに真冬に(雪の中で)動かすと言う情報を得て夜間軌行様と出掛けてきました。実は以前から雨宮21号が冬に動くらしいとの情報は得ていたのですがあまり気にはしていませんでした。しかし湘南チサ區様が出撃されると聞き、更には名取編集局長の編集長敬白でこの雨宮21号の運転が紹介されると、どうも気になって仕方ありませんでした。″なんで休みを申し込んでおかなかったのか″と悔やんでいました。そして勤務発表を向かえるとなんと頼んでもないのに15日と16日は休みになっていました。゛いゃぁこりゃラッキー!゛とばかりにさっそく出撃の計画を始めました。フリープランのツアー等を探しましたが、金額の折り合いがつきません。どうしたものか?と時刻表とにらめっこしていると成田空港発着ですがスカイマークエアーライン(以下:スカイマークと略)で旭川便が一日2便あるのをみつけました。航空券代もノーマル(Y)でも1万円ちょっきりと値頃で、直前まで変更可能で自由度が高かく使い勝手も良く、天候が悪かったらキャンセルも簡単でキャンセルチャージも安く押さえられます。さらには最寄り駅から空港アクセス駅まで乗り換えなしと言うのは魅力的でしたので成田空港発着に決めました。早速、同乗者を探すと夜間軌行様も出撃準備をなされているとの事で、お誘いすると快諾され(迷っていたのを強引に誘った?)、いざ出陣!とあいなりました。


 右がグレードアップ券です。発券する際に窓口担当はかなり手間取って、なかなか発券が出来ませんでした。最初は大人しくしていましたが5分以上経過し、こちらもしびれを切らして”席無特急券に割引コード14を入力し、発券して。後は0円券と乗車券を発券してください”と指示してしまいました。絶対に嫌な客だと思われたと思います。   12,12,15 NEX1号車内  スマホ T02D

【12月15日】
 往路はSKY861便( 成田空港0800 発→ 旭川空港0945着)です。成田空港8時出発となるとかなり早く家を出なくてはなりません。時刻表をみるとNEX1号がちょうど良い時間に設定されています。4,000円強の出費は痛い物がありますがマニアわないのですから致し方ありません。 15日は4時に起床し身支度を済ませて駅に向かいます。心配していた雨も降ってなくて(降ってるとカッパが着れず原チャリで駅まで行けませんのでタクシー利用となり無駄な出費となります。)助かりました。
 NEX1号は大休パスカードの特典でグリーン車アップグレード券があったので見た目リッチにグリーン車利用としました。
 夜明け前の東京を抜けて成田空港第二ターミナルに到着。ここで夜間軌行様と合流です。出発時刻が迫っているので、慌ただしくチェックインを済ませます。さすがに格安航空会社だけに預け荷物も厳格に計量して(100グラム単位まで)オーバーすると超過料金を徴収されます。私は旭川に着いてから履こうと考えていた長靴をカウンター前で取り出して履き、さらには100ー400のレンズを水筒と言って機内持ち込みにしてクリアしました。
 時間がなく尻をつつかれているみたいに搭乗口に向かいます。待つていた機材はB737ー800でした。さほど大きくない機体に半分程度の乗客を乗せて出発しました。上空では全く揺れもなく、期待はしていないのに何故か待ってしまう機内サービスもないことから、ただひたすら眠っていました。


 北海道上空のSKY861便です。この時点ではかなり天気が良いと期待できたのですがその後、徐々に天候が悪くなってしまいました。主翼のハートマークは何か意味があるのでしょうか?  12,12,15 09:33頃  スマホ T02D

 旭川空港に定刻に到着。到着ロビーでは顔見知りの鉄ちゃんの姿もチラホラ見受けられます。どうやら皆さん、丸瀬布へ行くようです。予め予約していたレンタカー会社(オリックスレンタカー)に行くと、そこでも鉄ちゃんの姿がありました。
 ここでも慌ただしくレンタカーの手続きを済ませいさ出発です。けして意図的ではなく、あくまでも気のゆるみからの失念なのですが、免許証を忘れてしまってので運転は全行程を夜間軌行様にお願いする事になってしまいました。
 当初の計画では丸瀬布には12時には着くつもりでしたが、思いのほか時間がかかり到着が12:40過ぎになってしまいました。現地では前日に到着し、偶然なのか?、知っていたにも関わらず口止めされて黙っていただけで本当は知っていたのかは定かではありませんが前日のうちにリハーサル運転の撮影が出来て満足顔の湘南チサ區様が出迎えてくれました。彼は私達の到着を待って石北本線のラッセル車の撮影に向かって行きました。
 さて、我々はこれから雨宮21号の撮影です。天候は曇りベースで太陽の位置がわかる程度です。人出はそこそこですがどこぞのプロカメラマン引率の団体ツアー客がいて撮影に不慣れな人も見られました。
 いつ天候が急変して悪くなるかもしれず、とにかくコマを稼ぐ撮影を心がけました。運転そのものは15時までです。その後16時からライトアップの撮影会になります。このライトアップ撮影会が今回のイベントの目玉であるわけで、周囲の鉄ちゃんもそれが手にとってわかるくらいライトアップに気合いが入っているようでした。
 細かい所には不満も在りましたが、白銀の世界でのナロー蒸機のライトアップ。さらに客車は井笠のダブルルーフとこれで満足しないわけがありません。寒さを忘れての(だいたいマイナス5~7℃くらいだと思います。)撮影でした。


 こんなゆるキャラも出演していました。"あめまるくん"と言うそうですが、中に入っている人は全く足元が見えないそうで、付き添いの人が段差があるなどを教えていました。偶然ですが雨宮の蒸機が"あめまるくん"から出ているように見えます。  12,12,15  スマホ T02D

 ライトアップは予定より30分延長され17時まで開催されましたが、終わる頃は周囲は真っ暗になってしまいましたが、夏ならまだまだ充分撮影が出来る時間帯ですが暗いと相当夜が更けた感じがします。事前に予約したホテルは生田原のノースキングです。このあたりは駅前旅館以外はめぼしい宿泊設備は少ない様に思えます。その中でノースキングは比較的安い宿泊料金で温泉があり、さらに石北臨貨も撮影に適しているので選びました。真っ暗の国道37号線を走ると雪でスリップしたらしい大型トラックが横転して、復旧作業の真っ最中で雪道の運転は気をつけなくてはと改めて肝に銘じました。
 ノースキングには18時過ぎに到着し、私の大好きな泡風呂を堪能し、夕飯は生田原の鉄ちゃん御用達の食堂でザンギ定食を食べ22過ぎには就寝しました。


 夕闇が迫るとこんな光景が繰り広げられました。とても日本とは思えない光景です。    12,12,15 丸瀬布いこいの森雪中特別運行 15:04頃  Canon EOS7D

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