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Country & Jazzギターの修行僧

カントリーなギタリストが綴る音楽活動奮闘記~

残るものと去るもの

2008-03-04 | 楽器・機材
3月末で退職することにして、いよいよ本腰を入れて就活しようと思ってる修行僧です。

さてさて、先日来アンプネタを書いているので、これまで所有してきたアンプ達を紹介してみようと思います。ま、タイトルのように今後も所有し続けるもの、すでに去ったもの、そろそろ去っていくであろうものに分類してみようと思います。

★絶対にKEEP編★

常に手元に置いておきたいお気に入りのアンプたちです。

1.まずはこれ。FENDER USAの「59 Bassman RI」(1992年製 40W)。


写真はカタログより転用。現物はもっとボロボロ。

92年に初めて買ったFENDER USAのアンプです。何やかんや言って一番愛用している。もともとはベースアンプなので、しっかりとした低音が出てくれる。ボリューム5を超えるとどんなエフェクターでも造れないような気持ちいいクランチサウンドを生み出すが、その時点ではすでにやかましい。リバーブが無いのが難点。修行僧にとっては、その後のチューブアンプ選びの基準的存在となっている。残念ながら最近は時々ご機嫌斜めになるときが・・・。真空管交換の時期ですね。


2.FENDER USA 「Tremolux」(1964年製 35W)



数年前に買ったビンテージのトレモラックス。ホワイトのセパレートタイプで何気にかわいい。このアンプはいわゆるブラウンフェイス~ブラックフェイスへの移行期のモデルなために、ホワイトトレーックス外装とブラックフェイスというどっちつかずの組み合わせとなってます。あちこちへったってるためか、鳴りは大人しく、ステージレベルの音量ではすでに気持ちよすぎるクランチサウンドです。もうちょっとヘッドルームがほしいけど、メンテ費用がなく先送り状態です。


3.先日のブログにも紹介した新入りのFENDER USA 「65 Twin Reverb RI」(2000年製 85W)



先日スタジオで鳴らしてみましたが、やはり1ボリュームのツインリバーブはGOODです。フルストックでも低音も太いし音像もしっかりしてる。エフェクトの乗りもいい。でもって、思ったよりも軽い。ほんまにエエ買い物でした~。今後のメインアンプになる可能性は大です。さてどこから手をつけようかな?まずはスピーカーをTED WEBERさんに発注かな???


4.これは昨年の今頃に購入した(正確には後述のVibro-Kingを売却して購入した)FENDER USAの「63 Vibroverb RI」(1994年製 35W)



本当はコイツが修行僧のメインアンプになる予定だったのですが、ヘッドルームが不足気味。スピーカーをグレードアップしたものの、10インチスピーカーが2本という構成もあり、TELEやSTRATではBASSMANほどのクリーンや低音も出にくく、残念なことになってます。でも低音が弱いせいかGIBSONやGRESTCHのハコものにはちょうどイイ感じで、まるで古いJAZZのレコードのようなクランチ感があります。ということで、ウエスタンスイングなんかの時に出動かな。ちなみに妙にリバーブとトレモロが気持ちよいです。


5.これは古いFENDER USAの「Deluxe Reverb」(1975年製? 22W)


写真はネットより転用。現物はもっとボロボロ。

とにかくボロいアンプです。リバーブもトレモロも正常に作動してません。基本的にはイイ音してますが、ノイズやガリが目立ち、あちこちメンテしてやらないといけない1台です。でも、訳があり手放せません。というか、いつかコイツをベースに完璧なデラリバに仕上げたいと思ってます(そう思いながらもう5年以上経過してますが・・・)。ま、そのうちにね。


6.これは90年代頭に売られていたFENDER JAPANの「Tweed Champ」(1991年製? 5W?)


これもまたネットより転用。現物はもっとボロボロ。

大阪にたどり着いた年の冬に購入した思い出の1台です。とにかくTweed貼りのアンプに憧れてて、それもフルチューブだったのでバックオーダーかけてまでも購入しました。いまでも練習用アンプとして活躍してます。小音量ではクリーンで、ボリュームを上げるとエエ感じに歪みます。でもステージレベルの音量は無理なので、練習用として活躍中です。


絶対にKEEP編はこの6台かな。今のところ。おっと、いずれもフェンダーのビンテージ系だわさ。


★すでにGONE編★

訳があり、もう既に通りすぎて行ったアンプたちです。

1.まずはFENDER USAの「Blues Deluxe」(1996年製? 40W)


写真はネットより転用。現物はホワイトトーレックスでした。

むむむ。このアンプはドライブチャンネルとリバーブがあるので、エフェクターが減るかな?と思い、安かったこともあり購入しました。音悪くはないのですが、クリーンCHからドライブCHと切り替えると音の細さが気になる気になる。12インチスピーカー1本の構成のためかクリーンもBassmanと比べるとパンチがなくトレードへ。


2.FENDER USA「65 Deluxe Reverb RI」(1997年製 22W)


写真はカタログより転用。

軽くて便利だったのですが、やはり22Wではクリーンなヘッドルームが不足気味で、低音もBassmanと比べてちと足りませんでした。ビンテージのデラリバをゲットしたこともあり売却。でも歪んだ音は大好きでした。ツインリバーブとデラリバをABYスイッチで切り替えて使えたらおもろかったやろなぁ~。


3.FENDER USA CUSTOM SHOPの「Vibro-King」(1995年製? 60W)



カスタムショップの高級なアンプだったのですが、イマイチ好みではありませんでした。60Wのわりにヘッドルームが少なく、「FATスイッチ」を入れても低音は好みの太さではありませんでした。リバーブは最高にいい音だったのに残念。で、もっとも致命的だったのは重さでした。要はVKを運ぶ労力の割りにはお好みな音ではなかったんですね。正直、先日入手のツインは労力の価値ありで、ツインに軍配です。


4.これはVOXの「Cambridge 30」(トランジスタ 30W)



実はVOXのAC30は大好きなアンプの1つです。でも高いし重いし・・・。ということで軽さと安さに惹かれて衝動買いしたのがこのアンプです。韓国製だったかな?小音量ではAC30を彷彿するイイ音なのですが、色々な点で納得できませんでした。作りはチャチやし、30Wなのにステージでは音量不足。リバーブとドライブCHはオモチャ。邪魔なので売りました。何故か買ったときより高い値段で売れましたが・・・。


5.これはVOXの「AC15 RI」(年式不明 15W)



上記のような経験をしているのに、安さに惹かれてまたやってしまいました。今度はイギリス製、フルチューブのAC15です。小音量ではさすがにCLASS A 回路。むっちゃエエ音してました。トレモロもイイ音~。でもやはりパワー不足。ステージ音量に達する前に完全に歪み出してました。まるでブリティッシュロックなサウンド。嫌いな音ではないけど、カントリーには無理でした。なので売却。これも買った時よりはるかに高く売れました~。


6.これはGIBSONの「GA-5」(2006年製 5W)



このアンプ、まるで昔のJAZZレコードのジャケットみたいで、あまりにも可愛かったの買いました。ハンドワイヤード、フルチューブ、クラスAという贅沢な仕様で、音も嫌いではなかったです。でもトーンコントロールがなく少しボクシーなサウンドで、さらに自宅練習レベルの音量でも歪んでしまい、正直、前述の国産Tweed Champの方がよいので、残念ながら手放しました。


すでにGONE編はこんな感じかな。


★近々にGOING編★

次の2台は全然使ってないし、今後も使う可能性低いので近々に嫁に出そうと思ってます。

1.FENDER USA 「Fender 30」(1981年製 30W)


写真はネットより転用。現物はもっと汚い。

これはまだハンドワイヤードで作られてた時代のフェンダーアンプです。ほんの2年くらいしか生産されてなかったようで希少品です。フェンダー社初のチャンネルスイッチング可能なアンプで、ノーマルとドライブの2チャンネル仕様。ドライブチャンネルはちょうどオーバードライブが内臓されてる感じで、シングルコイル系のギターにはエエ感じの相性です。


2.KUSTOM「Challenger」(1970年代 50W)


これもネットより転用。現物はもっとボロボロ。

これはCCRのジョン・フォガティが当時愛用していたアンプの小出力バージョン的なモデルで、TUCK & ROLLという60年代のソファーみたいなクッション材で覆われてます。トランジスター式の50Wですが、とにかく音がでかい~。レスポールやリッケンバッカーで鳴らすと、まるでCCRのライブ盤みたいな音がします。トレモロもまるで"On The Bayou"。


ってな感じで、現実逃避も兼ねて長々とアンプ紹介した修行僧でした。

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