第88回アカデミー賞 作品賞&脚本賞W受賞作品。
他にもゴールデングローブ賞ノミネートや他の賞にもいろいろとノミネートした作品だそうです。
たまたまFacebookの広告でこの映画の宣伝動画があり、凄く気になっていました。
そして、公開日の4月15日(金)が休みだったので嫁さんと一緒に観に行ってきました。
この映画は実際に起きた事件を基に作られた映画。
内容としては…
とある新聞記者達が教会で起きている、犯罪を記事にして暴く。
簡単に言うとそんなお話。
事件の内容は教会に来ている子供たちが、神父達の手により性犯罪、虐待など受けている。
といった事件。
しかし、その被害にあう子供達は貧しい家の子だったり母子家庭だったりと心に闇がありそうな子達が中心に狙われたそうです。
しかも、その犯罪を犯す神父は一人じゃなく。
かなり大勢いる事が取材していくうちに判明し、しかもその事実を教会そのものが隠蔽している事が発覚。
そして個人的に一番衝撃だったのはその被害者の数。
本当にこんな事あるの??
と、疑問に思ってしまう程多くの数でした。
日本であまり馴染みがない教会ですが、やはりあちらではかなり馴染みがあるようで、この事件が発覚した当時はとてつもない衝撃があったそうです。
しかも、Facebook上で海外の人とも繋がっておりその人が言うには未だに似たような事件が起こっているそうです。
聖職者、神父…言ってみれば神の力を使って犯罪を犯す…。
本当に酷い話です…。
映画は本当に面白かったですが、実際に起きてる事を考えると、なんだか素直に面白かった~!って、言えない気持ちになりました。
でも、世界にはいろいろな事件が起きている。
それを知る為にも、観て損はない。
むしろ、いろんな人に観てもらいたい映画だと思います。