漫画 ワンピース

以前も書きましたが、自分はワンピース好きです。
２０代の時は食わず嫌いしておりました。
自分が感じるこの漫画の魅力は、
「自由」という価値観を再確認させてくれるところです。

主人公ルフィは「自由」に生き「仲間」を大切にします。
ゆえ敵も次々現れます。世界政府も敵に回します。
漫画なので勝っていきますが、時には負け
主人公は「強くならなければ守りたいものも守れない」
と強くなっていきます。
その姿から本当の味方も増えていきます。

とてもアンリアルな漫画です。
悪魔の実、覇気など特殊設定は当然ありますし、
大怪我、連戦に次ぐ連戦、徹夜っぽいなど目ではありません。
作風というか作者の拘りから、滅多に死者はでません。
人間のように腹は減るのですが、食事の時間など気にせず戦います。
大食漢であり、総てが終ってから沢山食べます。
それらに対し、
現実の我々人間はとても弱い生物です。
読者に、このアンリアルさを許せるかどうか、もあります。
ただ、ところどころに作者のメッセージがこめられています。
その人物の本当の願いはどうなのか、特権階級の天竜人や、その奴隷etc。

ワタシはワンピースによって、
「自由」に生きることの大切さを、再確認した面もあります。
我々が本当にしたいことは、
小銭を稼いで生活を維持することでしょうか？
笑いたい時に笑えず、泣きたい時に泣けず、
強者の奴隷となり作り笑いで生きることでしょうか？
何かを誤魔化し続け、生きているはずなのに
まるで死んでるように生きているのは、我々現実の人間だけでなく、
主人公に出会い救われたり、何かのきっかけで自立するまでの、
作中に出てくる他キャラクターもそうであります。

作者の尾田氏は、小さい頃から「有名漫画家」になると決めていました。
夢を叶えたあとも、ほとんど休みをとらないようです。
それほど、漫画を描く事が好きなんでしょう。
自分は自分をかなり節制しております。
ワンピースの麦ワラ一味のような「自由」に憧れていますが、
自分にできていないのに読者様にそれをしろ、というのは無責任であります。
逆に、現実は厳しく、我々人間は弱い、
と諦念感を押し付けることもしません。
ワタシは幸福になるため人生を模索し、もがいており、
読者様も幸福に生きてほしいです。
その生き方に、聳え立つ現実の奴隷となる、死んだように生きる、
事は入らないと考えています。
幸福になる為、少しづつ自分を鍛え変え、あがいているわけです。
まだワタシは模索過程でありますので、ここまでにしておきます。

次にワンピースの謎、をワタシなりに考察してみました。
答えは尾田先生の頭の中ですが、
ワタシの考えでは、ワンピースの世界は、
かつて巨大な大陸があり、人々は大勢普通に住んでおり、
プルトンなどの古代兵器と呼ばれる物を使用した大戦争により
今の島だらけ海だらけの世界になった、と考えました。
ワンピースを使うことにより、大陸世界が復活するのかもしれません。
世界がまさしくひっくり返ります。
でも世界政府は保守的であり、
少なくとも巨大な海軍は望んでないでしょう。
何より魚人族や魚類や海王類や海賊、
すなわち現住民も望んでないと思うので、
ルフィは、ワンピースを使わない、大陸の世界に戻さない、
という選択肢をとると思います。
ロジャーも見つけたか発見寸前までいったのだが、
使わないか、あえて見つけず後の世代に決断を託した、
その後の世代であるルフィも使わなかった、というエンディングを想像しました。
何故なら、海だらけの世界なのに魚人族が少ない。人間のが多い。
という描写が気になったのです。
人間の差別で魚人族が滅んだというより、
人間より後から人工的に作られたか発生したと思ったのです。

繰り返しますが、答えは尾田先生の頭の中で、まるで違い、
ワンピース、１つの平和、
その平和発生装置を使って、海賊や人々の争いが終るかもしれません（笑）
エネルが行った宇宙に秘密があるのかもしれません（笑）
考察しましたが、真の解答はわかりません。

最後に、ワタシが一番好きな漫画は、「BLAME!」です。
これは一生を通じて変わらなそうな気がします。
定年になったら、オンラインゲーム化つまりＭＭＯ化してみたいですが、
その時、３０ウン年前の漫画原作同人ゲー
（作者から許可いただければ、無論ちゃんと取りたい）に、
一体プレイヤーが何人きてくれるか、
果たしてワタシに、オリジナルオンゲなんて作れるのかはわかりません。
今だと、凄い長文になってしまうので、もっと要約できるようになったら
いずれ「BLAME!」の魅力は書いてみたいです。