暖かいのか、寒いのか、日によってまちまちですね。
自律神経に負担がかかる気候です。
さて以前にGWのお知らせはしましたが、
5月中のお休みのお知らせです。
1~7はお休みを頂きますが、4~7についてはご相談ください。
GW以外は26(日)が休業です。
5月は常歩講座が休講のため、すべての土曜日は通常営業になります。
腰痛の原因と治療に関するエビデンス集(1)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■従来の腰痛概念に重大な転機が訪れたのは、アメリカ医療政策研究局(AHC PR)が1992年までに発表された急性腰痛に関する論文の体系的レビューを実施 し『成人の急性腰痛診療ガイドライン』を報告した1994年のことである。 http://1.usa.gov/uhlYSO ■AHCPRが『成人の急性腰痛診療ガイドライン』に着手した理由は次の4点。 (1)アメリカでは腰痛の罹患率が15~20%と高く、就業不能の原因として挙げられる 第1位が腰痛である。http://amzn.to/vrNNX9 http://1.usa.gov/rCoRH0 ■(2)腰痛はプライマリーケアにかかる患者が訴える2番目に多い症状であり、 整形外科医・神経外科・産業医を訪れる最大の理由でもあり、外科手術を受け る3番目に多い疾患でもあることから、経済的・心理社会負担がきわめて大きい。 http://1.usa.gov/vfUs5A ■(3)腰痛による活動障害のある患者の大部分は臨床転帰を改善させる有効な 診断と治療を受けていないという科学的根拠が増加中。http://1.usa.gov/skKUsb http://1.usa.gov/ta2GAI http://1.usa.gov/sWhMm0 ■(4)腰痛の研究機関が増加してきたために、一般的に行なわれている腰痛治療 の体系的評価が可能となった。現存する科学論文には欠点があるものの、現在 行なわれている治療法の有効性と安全性に関する結論には充分な科学的根拠が ある。http://1.usa.gov/uhlYSO ■『成人の急性腰痛診療ガイドライン』作成委員会は、医師、カイロプラクター、 看護師、理学療法士、作業療法士、および患者の代表などで構成され、腰痛とは 下肢痛を含む腰に関する症状で活動障害があるもの、急性とは3ヶ月以内と定義。 http://1.usa.gov/uhlYSO ■『成人の急性腰痛診療ガイドライン』では科学的事実を次の4段階に分類している。 A:強力な事実に即した根拠(多数の質の高い科学的研究)。B:中等度の事実に即し た根拠(1件の質の高い科学的研究か多数の妥当な科学的研究)。 http://1.usa.gov/uhlYSO ■C:限られた事実に即した根拠(腰痛患者に関する1件以上の妥当な科学的研究)。 D:事実に即した研究としては基準を満たさないと判断した研究)。しかし腰痛に 関するRCTは全体の0.2%しかないため「A」の科学的事実は存在しない。 http://amzn.to/vjHaRg ■AHCPR(アメリカ医療政策研究局)が作成した『成人の急性腰痛診療ガイドライン』 では急性腰痛の診断について【初期評価】【画像検査】【その他の検査】ごとにエビ デンスレベル(科学的根拠の確証度)を明記して勧告を出している。 http://1.usa.gov/uhlYSO ■【初期評価】1:患者の年令、症状の内容とその期間、仕事や日常生活への影響、 過去の治療に対する反応は腰痛の治療にとって重要である(確証度B)。 http://1.usa.gov/uhlYSO腰痛に関しての情報はかなり進んでいます。 最近やっとマスコミ等が正しい情報を発信し始めましたが、まだまだ腰痛に苦しんでいる方は減少する気配がありません。 患者さんも我々も、情報をアップデートして、正しい治療法を確立して行かなければとおもいます。 私自身も20代の時、ひどい腰痛になり、評判の整形外科に通っていましたが、 原因を説明してくれるわけでもなく、毎回同じように牽引と電気治療、そして湿布でした。 結果回復するどころか、ほとんど歩けなくなってしまいました。 そんな腰痛から開放してくれたのは鍼灸師の大伯父に施術された鍼でした。 しかし、その時打たれた鍼がものすごく痛い鍼でしたので、回復と同時に鍼嫌いになりました。 そして色々あって今の職についたのです。 現在ではほとんど腰痛を感じることは無くなりました。 腰痛は付き合う症状ではありません。一刻も早く離別しましょう! 今のところ腰痛で通っている患者さんで、回復していない方はいません。