奥深い山中の登山道。
行き交う登山者の挨拶が交わされる。
「おはようございます」
「こんにちは」
・・・こんばんははあまりない。
この挨拶、好きだというヒトもいれば、
面倒くさい、嫌いというヒトもいる。
特に団体さん相手だと私も面倒だと思う。
でも、普通の場面では
私も挨拶は好ましいと思う。
相手が挨拶を好きか嫌いかは分からないが
私から声を掛けるよう心掛ける。「おはようございます。」
さて、この挨拶には
どういう意味が有るのだろうか。
清々しいから。
気分が良いから。
もちろんそれだけではない。
例えば、挨拶がきっかけで
話しを切り出せることも有るだろう。
何せ、すれ違うヒトは
これから自分の行くルートを通っているヒトなのである。
最新情報を持っているのである。
「こんにちは。この先気をつけて」
「こんにちは。あそこの景色キレイでしたよ」
そんな情報交換が出来るかもしてない。
しかもお互いにだ。
また、あるヒトはこういう。
「この先、自分が遭難した時に
覚えてもらってたら良いじゃない。」
確かにそうだ。挨拶したヒトは印象に残る。
“40代くらいのメガネをかけた単独行の男性と
○○岩の先で○時頃すれ違った。”
そんな情報一つで捜索の範囲もぐっと縮まり
助かる命も有るかもしれない。
また、かなり昔、
山の先輩にこう言われた。
「お前が元気に挨拶出来ているかどうかで
バテていないか見てるんだ。」
大人数のパーティーでは一理ある。
疲れてくると、呼吸が荒くなり歩みが遅くなる。
その前にまず声に張りが無くなるなんて事もあるだろう。
ところで、先日あるサービス業のかたの
講演を聴いてこういう話しが有った。
「挨拶とは、相手向かい
(あなたはそこに居るのですね、私はあなたを認識してますよ。)
という意味がある。」というのだ。
サービス業で言うならば、
「いらっしゃいませ(ご来店されましたね、有難うございます)」
「いらっしゃいませ(御用が有れば声をお掛けください)」
「いらっしゃいませ(万引きしないか見てますヨ)」
・・・そんな意味も有るかもしれない。
さて、登山道上ではどうだろうか。
「こんにちは(お元気で歩いてますか)」
「こんにちは(お先にどうぞ)」
「こんにちは(気をつけて)」
そんな意味が込められてるかもしれない。
だとしたら、とてもステキなことだ。
一方で挨拶をしても
返してくれないヒトはどうなのだろうか。
静かな山を求めてヒトに会いたくないのだろうか。
はたまた、
バテて声も出ないのかもしれない。
それだけなら良いが、
もし、上の講演の内容の逆で、
こちらを認識していないとしたら
大変だ。
こちらに気付かず歩いてきて、
ぶつかって自分が弾き飛ばされるかもしれない。
あまり考えたくないが、
そんな万が一も考えた方が良いかもしれない。
いずれにせよ、山では気持ちよく
挨拶を交わしたいものだ。
(写真:吾妻山・石尾根・塩見・日光鳴虫山・黒岳・棒ノ折・石老山)
****このコラムは雨天中止時の不定期連載・・・にしても良いですか~?****
行き交う登山者の挨拶が交わされる。
「おはようございます」
「こんにちは」
・・・こんばんははあまりない。
この挨拶、好きだというヒトもいれば、
面倒くさい、嫌いというヒトもいる。
特に団体さん相手だと私も面倒だと思う。
でも、普通の場面では
私も挨拶は好ましいと思う。
相手が挨拶を好きか嫌いかは分からないが
私から声を掛けるよう心掛ける。「おはようございます。」
さて、この挨拶には
どういう意味が有るのだろうか。
清々しいから。
気分が良いから。
もちろんそれだけではない。
例えば、挨拶がきっかけで
話しを切り出せることも有るだろう。
何せ、すれ違うヒトは
これから自分の行くルートを通っているヒトなのである。
最新情報を持っているのである。
「こんにちは。この先気をつけて」
「こんにちは。あそこの景色キレイでしたよ」
そんな情報交換が出来るかもしてない。
しかもお互いにだ。
また、あるヒトはこういう。
「この先、自分が遭難した時に
覚えてもらってたら良いじゃない。」
確かにそうだ。挨拶したヒトは印象に残る。
“40代くらいのメガネをかけた単独行の男性と
○○岩の先で○時頃すれ違った。”
そんな情報一つで捜索の範囲もぐっと縮まり
助かる命も有るかもしれない。
また、かなり昔、
山の先輩にこう言われた。
「お前が元気に挨拶出来ているかどうかで
バテていないか見てるんだ。」
大人数のパーティーでは一理ある。
疲れてくると、呼吸が荒くなり歩みが遅くなる。
その前にまず声に張りが無くなるなんて事もあるだろう。
ところで、先日あるサービス業のかたの
講演を聴いてこういう話しが有った。
「挨拶とは、相手向かい
(あなたはそこに居るのですね、私はあなたを認識してますよ。)
という意味がある。」というのだ。
サービス業で言うならば、
「いらっしゃいませ(ご来店されましたね、有難うございます)」
「いらっしゃいませ(御用が有れば声をお掛けください)」
「いらっしゃいませ(万引きしないか見てますヨ)」
・・・そんな意味も有るかもしれない。
さて、登山道上ではどうだろうか。
「こんにちは(お元気で歩いてますか)」
「こんにちは(お先にどうぞ)」
「こんにちは(気をつけて)」
そんな意味が込められてるかもしれない。
だとしたら、とてもステキなことだ。
一方で挨拶をしても
返してくれないヒトはどうなのだろうか。
静かな山を求めてヒトに会いたくないのだろうか。
はたまた、
バテて声も出ないのかもしれない。
それだけなら良いが、
もし、上の講演の内容の逆で、
こちらを認識していないとしたら
大変だ。
こちらに気付かず歩いてきて、
ぶつかって自分が弾き飛ばされるかもしれない。
あまり考えたくないが、
そんな万が一も考えた方が良いかもしれない。
いずれにせよ、山では気持ちよく
挨拶を交わしたいものだ。
(写真:吾妻山・石尾根・塩見・日光鳴虫山・黒岳・棒ノ折・石老山)
****このコラムは雨天中止時の不定期連載・・・にしても良いですか~?****
一昨日高尾山へ登ってきました。見るからに軽装の人も多く、あまりあいさつする人はいませんでした。私も高尾山まではこちらからあいさつすることはありません。高尾山を越えてからは結構あいさつする人が増えます。
上高地から歩く時、明神まではあまりあいさつしませんが、その先はほとんどの人とあいさつを交わします。
そんなことを考えると、山でのあいさつは(観光客でなく)登山者の重要なコミュニケーションであり、文化と言ってもいいのかもしれません。
なぞなぞで「してもされても気持ちいいものは?」っていうのがあって、答えは挨拶なんですね。色々な意味づけはあるかもしれませんけど、私は気持ちよく感じるので山でのあいさつを積極的にしています。
ってasaさんに教えられましたぁ
僕とあっこも自分から挨拶します!
挨拶して、返してくれない人たまに居ます。
ま、何か事情があるんだろう?
と思うようにしてますが。。。
でも、、、、
普段生活してて、
すれ違う人と何も声を掛け合わないと、
なんだか違和感?緊張感?がありますよね?
特に僕は朝が早いので、
よくウオーキングしている人とすれ違います。
前からその人がやってくると、
なぜか緊張してあっち見たり、こっち見たり(笑)
街中だから、挨拶したら変だよな?
とか色々考えちゃったりして。
街中でも自然と挨拶出来たら、
人間の幅が広がる気がするのにね
挨拶はきっと、
するのが普通っていうか、
人間の本能みたいなものなんじゃないかなぁ?
すれ違うときに、
私はあなたを人として見ていますよ。
お互いに、、、、
危険はありませんよ~
っていう。
もしかしたら、
散歩している犬の方が、
人間らしかったりして
うまく言い表せないけど、、、(汗)
ただ、団体さんの場合は
適当に見計らってます。
だって一人一人には無理ですもん。
隊長が障害を持ってることは知ってると思いますが
同じカテゴリーで アスペルガーというのがあります。
実は『鉄』の中に非常に多いと言われてまして
山ヤさんの中にも多いと私は思っています。
ただ、これを障害という偏った味方じゃなくて
個性だと見ないと 何でも障害名が付いてしまうんですよね。
ものすごく自分の世界を持っていて
その特性を知らない人には 「自己チュー」 ととられてしまいます。
でも好きなことには誰にも負けない集中力があって 天才的な力を発揮します。
彼らには周りに気遣って笑いかけたり、場を明るくするために自ら話しかける等、 コミュニケーションをとる、という概念が薄いようです。
なので 山での挨拶が一方通行になった時、
あ、隊長と仲間の方かも・・ と思ってすごく親近感を覚えてしまいます。
もちろん、全部じゃないですよー。
疲れている人だっているだろうし、山での挨拶が面倒な人だっているでしょうから。
ただ、なんていうのかな、こちらから話かけても返事がないと、「やなやつ」 とか思ってしまいがちでしょう?
そう思わなくて済むので私が楽なだけなんです。
もう一度言いますが これは長年隊長のことで勉強してきた結果の
私個人の思考なので
信憑性はあまりありません。
悪しからず。
反対意見、いつでも受付まーす。(^_^)v
第一声ってちょっと恥ずかしかったりするけど、
一度言ってしまえば、あとは笑顔で言えたりするし。でも、返事を返してくれない方もいるんですよね。
こちらを認識しないようにしてるのかなぁ。
旅先なんかだと、挨拶以上に相手から話しかけられることも多々あります。
ああ、ちゃんとここにいるわたしを認めてもらえてるんだなぁ、
そう思えることを幸せに感じます。
今、小学校では知らない人にはあいさつしないように言われているのだとか・・・。確かに、こう犯罪が多くなってしまうと仕方のないことなのでしょう。
住みにくい世界になってしまったものです。
山の世界は変わらないでいてほしいです。
・・・ところで、山の中で 「こんにちは」と「おはようございます」 って、使い分けていますか? 何時ごろまでおはようなんでしょう? ボクは何時でも「こんにちは!」と言ってしまいます。
あっこはむやみやたらに挨拶しちゃう
それも危ないくらいにニコッと♪
返してくれない人もいますよね?
前に知り合いのおばさんが言ってたんだけど
登りの人は辛くてハァハァ、ゼイゼイしてるかも?って。
だから、下りではこちらから声を掛けないものらしい・・・
なので、自分が登りの時は積極的に挨拶しましょう~
ってことらしいけどね!
でも、あっこはニッコリ笑顔で挨拶しちゃう!
街中を歩いていて観光バスと選挙カーには
元気良く手を振りま~す
いただいて嬉しいです!
そうですね。山と観光地の境界線って
有りますよね。それが高尾山頂だったり、
明神だったり。そういえば、山に登るときに
降りてきたヒトに挨拶されて、
「あ、山に来たんだ」って思ったりすることも
ありました。
確かに文化と言っても良いかもしれませんね。
おそらく海外の山でも有る事なのでしょう。
いま日本のこのご時世で山は貴重な空間なのかも
しれません。なんて思いました!
また気が向いたらコラムに挑戦するかもしれませんので
よろしくお願いします!
元気に挨拶してくれそうで
嬉しいです!
そうそう、本文に書き忘れましたけど、
人間には
「パーソナルゾーン」てのが有って、
例えば見知らぬヒトが半径1M以内に
入るとストレスを感じるそうです。
満員電車ではそのゾーン内に
どうしてもヒトが入ってしまうので、
極力お互いストレスを感じないよう
無意識にそっぽを向いたり目を伏せたり
するそうです。
山の狭い登山道でも見知らぬヒトと
体を傾けてすれ違いますよね。
そんな時自然に挨拶して
緊張を和らげる、そんな効果も有るのかもしれません。
そうですね。
街中でも自然に挨拶できれば
良いですねぇ。
山の行きかえりに田舎町に行くと、
興味深そうにヒトの顔を覗き込むおばちゃん。
良く居ますよね!
挨拶はそんなトコロから始まるのかも
知れません!
ホッとしました。
色んなヒトがいて色んな事情も
有って良いのだと思います。
道ですれ違う時に相手の事情は
分かりません。
私もこちらから挨拶しますけど
返事が返ってこなくても
そそっとすれ違いたいと思います。
ママさ~ん!
明日は登ろうか検討してますが、
お天気イマイチのようです!
只の山なら強行しても良いのですが、
今回ちょっと相手が悪そうですねー。
清々しいですよね!
でも挨拶できない方も多々みえます。
色んな事情が有るのかもしれませんが、
それが店員さんだったり
(仕事の)制服やスーツを着たヒトだったりすると
ガッカリしちゃうのも事実です・・・。
一方、旅先で地元の方や旅行者同士の
コミュニケーションも嬉しいです!
挨拶から始まる事って
いっぱい有りますよね~。