状況をお聞きすると・・・「ウィルス感染のようなメッセージが表示され、その後インターネットに繋がらなくなった。メーカーへ連絡したら、スタートアップ項目を1つずつ無効にして調べるように言われたので、やってみたらだんだんおかしくなってしまった。ついにはリカバリーをメーカーに勧められた。」そうです。
確認してみると・・・まずセキュリティソフトは、NTT西日本のセキュリティ対策ツールがインストールされていてきちんとアップデートされています。
ログを確認すると、確かにウィルスを検出していましたが、きちんと隔離しており問題はないようです。
念のためスキャンをしてみましたが、ウィルスは検出されませんでした。
インターネットエクスプローラー(IE)を起動しようとしても、起動しません コントロールパネルや、他のアプリを起動しようとしても「アクセス権がありません云々」のメッセージが表示されるだけです。
現象が起きる2日前にXPのSP3(サービスパック3)にアップデートされているのですが、時期的にこれは問題なさそうでした。
念のため、セキュリティ対策ツールを終了させてみると・・・問題なくIEが起動し、他のアプリも正常に起動します。
どうもセキュリティソフトが、アプリケーションの実行を止めてしまっているようです。
そこでNTT西日本のセキュリティ対策ツール(ベースはウィルスバスターです)を調べました。
・・・すると、「不審ソフトウェア警戒システム」の「警戒対象の例外設定」で「iexplore.exe」が「拒否」になっています。 他のアプリも「拒否」設定になっているものがたくさんありました。
iexplore.exeが「拒否」になっています。
ということで、問題のないアプリを「許可」に変更しました。
これでIEも正常に起動し、いろいろなアプリも正常に起動するようになりました。
どうしていろいろなアプリの設定が「拒否」になってしまったのか原因は不明ですが、セキュリティソフトの設定にも注意が必要ですね。
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