暫く使っていなかったノートパソコンだそうで、現状デスクトップパソコンをお使いなのですが、ノートパソコンで別の場所(部屋)でもネットができればいいなと思い、リカバリーしたそうです。
実機を拝見すると・・・う~ん、ずいぶん古そうなパソコンです。電源を入れると・・・「XP Home Edition」の表示が・・・サービスパックがあたっていないみたいです。
立ち上がって確認してみると、搭載メモリーは256MBのままです。
もし、本当にネットにつないでいろいろ使うのであれば、サービスパックをSP3にして、セキュリティソフトをインストールして、メモリーを1GBくらい(最低でも512MB)に増設する必要があります。
さらにそれらを行っても、XPのサポートは来年4月で終了してしまうので、それ以降はネットに接続して使用するのは、セキュリティ的に危険です。
それらをご説明した上で、この状態でどれくらいの動作なのか確認してみたい、使えないようなら処分します・・・とのことでしたので、無線LANカードを使えるようにして無線LANにつなぎました。
ネット閲覧はできるようになりましたが、IE6のままなので、いろいろ見えないサイトもあります。これらを見えるようにするには前述の対策を行う必要があるのですが費用対効果を考えるとあまり得策ではありません。
暫く使ってみてダメだったら処分するとおっしゃっていました。
古くなって動作が遅くなったXPパソコン、リカバリーを行うとサービスパックも元に戻り「SPなし」か「SP1」に戻ってしまいます。そうすると動作は速くなりますが、現在XPを使うためにはSP3にする必要があります。セキュリティソフトもSP3(一部SP2でも可)にしないとインストールできなくなってきています。
またいろいろなWindowsUpdateなどを行い、現状でつかえるような仕様にすると・・・やはり重たくなってしまいます。
これは、ハード(機械)的には故障しておらず使うことができるのですが、仕様(スペック)的には、現状のOSやアプリの要求スペックに追いつくことができないために、動作が重たくなってしまい、快適に使用することができなくなっており、ある意味パソコンの寿命といえると思います。
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