ノートパソコン(Win10)でWifiでネットにつないでいます。
まず気になったのは・・・Wifiの電波が弱いことです。右下のWifiのアイコンの扇形が1本だけで、時々切断してしまい「地球儀」の表示になります。暫くするとまたつながりますが、やはり電波が弱く1本だけです。
Wifiのルーターはどこにあるか尋ねると・・・2階の事務所に設置してるとのことでした。2階を仕事用に使っており、その階のパソコンは問題なくネットにつながるのですが、1階の個人使用のパソコンだけが、ネット接続が不安定とのことでした。そうすると1階のWifiの電波が弱いことが原因と考えられます。
確かに、Wifiルーターは、建物の2階の隅にあり、1階のパソコンは逆の隅にあるので、距離的には結構長くなります。でもそれにしては、電波の減衰が顕著だなと思ったら、1階と2階の間は鉄骨になっているとのことでした。それで納得。
そうすると・・・方法は2つ
1.1階まで、WifiルーターからLANケーブルを引き、1階にもう一台Wifiルーター(ブリッジモード)を設置する。
2.中継器を適切な場所に設置する。
1.の方法がベストなのですが・・・階を跨ぐ配線は難しいとのことでした。
2.の方法は、中継器を設置したい適切な場所に、中継器用のコンセントがあるかどうかが問題となります。
お客様とご相談し、2.の中継器を設置することにしました。
まず、中継器を設置するのに適した場所を決めないといけません。
お客様と一緒に建物内を移動して、Wifiの電波強度がある程度あり、かつ設置用のコンセント、スペースがある場所を探しました。
すると、2階のWifiルーターと1階のパソコンの場所の中間点くらいで、ある程度の電波強度があり、コンセントが空いている場所がありました。
後日、Wifi中継器を用意して、改めてお伺いしました。
用意したのは、tp-linkのRE330です。
(メーカーサイトより)
この機種は、コンセントに直接さすタイプですが、少し大きいので2口のコンセントだと、場所的に2つとも占有してしまうかもしれません。
設定は、パソコンから行いました。スマホやタブレットからも行うことができるみたいです。
まずWifiルーターの近くで、中継したいSSID、暗号化キーを設定します。次に、実際に設置したい場所に中継器を設置します。立ち上がるまで数分かかりますが、ランプが白点灯(正常)になるのを確認して、問題のパソコンで、中継器のSSIDに接続するように接続設定します。
同じWifiルーターがメッシュ機能が使える場合は、この中継器もメッシュ機能に対応しているので、一つのSSIDでつながりシームレスにWifiルーターと中継器を切り替えながら接続できます。今回は、メッシュ機能対応ルーターではないので、中継器のSSIDは、元のWifiルーターのSSID_EXTという名前になります。
こちらのSSIDにつなぎ直すと、電波強度は扇形が3本立ち十分な強度です。以前みたいに強度が不安定になることもありません。
ネット閲覧を確認していただくと・・・サイトが開く時間が短くなったと驚いていらっしゃいました。
パソコンのスペックは十分なのに、Wifiの電波強度不足でインターネット接続が遅い場合は、中継器を使うのも一つの手段です。
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