別棟といっても、同じ階ですが鉄筋の壁があり、無線LANも通常の方法では届かないような感じです。
無線中継器を設置できればよいのですが、設置に適した場所は他の団体のエリアなのであまり現実的ではありません。

とりあえず、手持ちの無線LAN親機で現地でテストを行ってみました。やはり、無線の電波を受けることができません。もう少し強力ならばなんとかなりそうでした。
そこで、ハイパワータイプの無線ルーターに、ハイゲインの指向性アンテナを付け、さらに無線子機は、USB接続の卓上型ハイパワーモデルを用意しました。
左がアンテナWLE-DAH 右が子機WLI-U2-G54HP
無線ルーターにアンテナを接続し、向きを子機の方向へ設定します。一方子機の方は、USBケーブル(2m)を活用して、窓側へ持って行き無線ルーターの方向へ向けます。
この子機は電波状況をLEDの点灯数で確認できるので、最良ポイントを探すのに便利です。
いろいろなポイントを調べて11gで20Mbpsで接続することができました。

通常のネット閲覧や、共有ディスクへのファイルのやり取りであれば問題のない速度です。
これで別棟でも、同じネットワークに接続できいろいろ便利になりますね。
