ティム・バートン＆ダニー・エルフマン 映画音楽コンサート

2014年8月10日公演鑑賞。（もう昨年ですね‥苦笑）

2014年の東京は、このコンサートや年末の「～世界展」と、やけにティム・バートン色の強い年だったかと。
贅沢な音楽会でした、本当に。
ダニーの曲をフルオケ（コーラス付き）で、
しかもご本人来日＆パフォーマンスまでしてしまうコンサートだなんて！！！！！！
これに関しては奮発し、ローチケ先行でチケット速攻購入でした(笑)

コンサートはティムのスケッチ＆本編映像が流れる演出。
一曲一曲の作品ごとの特徴、そしてスコアが複雑なことがよく分かりました。
（パーカスがほとんど見えない位置だったが悔しかったです。どんな楽器の音？と気になる部分多々ありました）
ティムの世界観にこれほどマッチした音楽があるからこそ、作品が素晴らしいと改めて実感。
プログラムを読んで知ったのですが、ダニーもハリーハウゼンの特撮等に興味があったことに驚きました。
この二人が一緒に目と耳を楽しませてくれるだからこそ、素晴らしい作品を生み出せるわけですね。
一本一本、また観直したくなりました。

残念ながらオーケストラの音の響きに満足はできませんでしたが、
以前フォーラムで鑑賞したオンクラの時と比べて距離近く、満足度は高かったです。
以下特に印象に残った作品の楽曲。

・『チャーリーとチョコレート工場』はもっと聞きたかったなー
・『バットマン リターンズ』はペンギンの悲しい過去があるせいか哀愁ある感じ。
・『シザーハンズ』は”美しい”の一言。
　バイオリニストの方笑顔が可愛いかったです。散髪シーンのソロ、小柄でいらっしゃるのに激しかった！
・『コープス・ブライド』も聴けたのは本当に嬉しかったです！ピアノー！！
　欲を言えばせっかくなのでダニーのパフォーマンスも聴きたかったなぁ。

そしてそして今回一番のお目当て…！
『ナイトメア～』の楽曲！！
ダニージャックのパフォーマンス！！！！目の前に！！いた！！！！
体全体を使って歌ってくださいました！！！！
まさかソロ曲全曲披露してくれるとは…やんちゃな感じがジャックそのものでした(笑)
”What's this?”の時なんて後ろに本編映像流してたからアフレコ状態。贅沢すぎるでしょ…！！
やっぱり私は、ティム作品の中でナイトメアが一番好きなのかもしれない(笑)

・ラストの『アリス～』はコーラスがやっぱり綺麗！ボーイソプラノだったんですね。



アンコールはブギーの歌！（しかもサントラ盤に収録してるやや長めバージョン！！）
ダニーのブギー貴重だったかと。
そしてジェントルマンでいらした指揮者さんがサンタを演じてくださって、そのお姿にキュンキュンでしたｗ

うーん本当に贅沢なひとときでした。
もっとわがまま言うとダニー＆ティムの２ショットが見たかったぞ(笑)
貴重な演奏会、本当にありがとうございました！！
そして年末のティム展へと続く！(笑)