IDINA MENZEL JAPAN TOUR

6月5日鑑賞。
あまりにも衝撃的だったので、半年分溜め込んでる鑑賞記録すっ飛ばして書きます（苦笑）
（過去分は過去日付で密かにアップしていきます…＾＾;）

約10年前、映画の『RENT』を劇場で観てパフォーマンスに驚かされ、
『Wicked』四季版やるぞーと聴いてYouTubeで観たパフォーマンスに圧倒されて以降、
"いつかイディナさんの歌声、生で聞けたらいいなぁ～"と夢は描いてました。

まさか、叶う日がくるとは…、直前になっても実感が湧かず(笑)
だってあの憧れのイディナさんがマジで日本にくるなんて！！日本にですよ！！！(笑)

席は１階スタンド後方でしたが、全体を見下ろせて良かったです。
選曲は日本人が聴きやすい曲(馴染みあるもの、アルバムで聴けるもの)が多かったのも好印象でした。
さすがワールドツアーの配慮！



以下ライブ中の感想です。
本っ当に、夢のようなひと時でした。

１曲目からまさかの”Deflying Gravity”！！！
いきなり一番生で聴きたかった曲だなんて…！！！
目の前にイディナさんがいる、歌っていらっしゃるという現実に震えっぱなしでした。
（真ん中から登場する前、カーテン越しの影もずるいよ！(笑)）
オペラグラス持ってる手もガタガタ（笑）
てか初っ端から泣いたライブなんて多分初めてですから(笑)
ライブ中盤でも”The Wizard And I”を聴けたのは本当贅沢！
こちらはアレンジほとんどなかったはず？
がっつりなソロ曲、キラキラと歌われるお姿はエルフィーそのものでした！！

１曲目からの２曲目が”Don't Rain On My Parade”！
最近の日本のミュージカルブームをよく分かっているセトリでしたね(笑)
バーブラの下りとかはリスニング力不足で分からなくても
　（本当英語力がないせいで、イディナさんが伝えたいことが理解しきれず悔しい瞬間多すぎました…orz）、
直前に「LIVE:奇跡の歌姫（BAREFOOT AT THE SYMPHONY）」のCD+DVDセットを観て＆聴いてたのは良かったです。
　（ちなみに「I Stand」のアルバムは海外から取り寄せ間に合わず…ケチらず日本版買っても良かったなぁ）
”Love for Sale/Roxanne”も生で聴けてテンション上がりました。ジャズを歌うイディナさんもええなぁ。

"River"はgleeでレイチェルが歌ってるのを聴いてから気に入っている曲。
クリスマスソングをまさか聴けるとは思ってなかったので嬉しかったです(笑)

往年のミュージカルソングメドレー（エセル・マーマンメドレー）も楽しかった！
”There's no business like show business/Anything goes/everything's coming up roses”
どれも知ってる曲でしたし！イディナさんのリノ！まさか『ジブシー』のママ曲までー！！
TDSのアンコール！が懐かしくもなりました(笑)
（ところで以前鳳蘭＆宮沢りえとで上演したらしいし、そろそろ再演しないでしょうか…。）

『if/Then』の曲”Always starting over”も素敵でしたー！
ついこないだまでBWで歌ってらしたと思うとこれまた鳥肌。

”Take me or leave me”は（生モーリーンだ！！！）と大興奮！！！！！
イディナさんが選抜して客席の方も歌われたのですがみんなノリノリ！
（Youtube等で一般人もパフォーマンスすることに躊躇ない世の中ってのも、影響あるのかなとふと思ったり）
皆のRENT愛してる感すごい！(笑）
参加コーナーがあるとは事前に少し聴いてはいましたが、
想像以上の盛り上がり！観客の一体感がとても楽しかったです！！

そしてイディナさんが語る『RENT』への想い。
DVDでもお話しされてましたが、やはり生で聴くと感じ方が格段に大きい。
（リスニング力不足でちゃんとは理解できなかったけれど、伝わってきたのには驚きでした）
どんな時でも、イディナさんにとっての基盤なんですね。
”No Day But Today”のパフォーマンスは本当に素敵でした。
生で聴く意味があった一曲でした。

”For good”はなんとマイク通さず！流石ですよイディナさん。
（まー他の曲で寝っころがりながら大声量出した方ですからね(笑)）
客席とデュエットするというパフォーマンスになって、
イディナさんと生の声同士で歌えた ということに、なんだか感動してしまいました。

ラスト曲はもちろん”Let it go”！もちろん素晴らしかったのですが、
"エルサとして"ではなく、"イディナさんの" だったのがとても良かったです。
日本語何度も頑張ってくれてありがとう！！(笑)
ぴょんぴょん跳ねてお茶目で可愛いかったなぁ。
映画ではメキメキ城作るシーンの間奏時は階段駆け上がって駆け足！（笑）

アンコールは２曲。
新アルバムに収録されるらしい？”Child”は母として歌われる感がよく伝わってきました。
CDで聴けるのも楽しみです。
驚いたのが”Tomorrow”。泣けた、まじで泣けた…(苦笑）。
帰宅時脳内エンドレス再生はこの一曲でしたもん。
”No Day　But Today”と合わせて、希望のある曲ですし。
私事ですが去年の秋頃からストレスの影響で体調が悪くなりがちだったり、
自分の行動が大失敗で後悔したり、物事が思うようにいかなくてイライラしたりと
正直しんどい気持ちが積もりまくってたので、和らげてくれたのかもしれません。
素敵なパフォーマンスにただただ、感謝でした。


全体を通して、本当に、イディナさんの”伝える”という力がすごかったです。
一曲一曲のパフォーマンスがパワフルで、とても響いてくるものがありました。
あー本当にこの人はミュージカル女優であり歌手であり、
自己のポリシーを 体全体で表現するアーティストなんだな、と。
でも靴を豪快に脱いじゃうし、裸足で走っちゃうし(笑)
そんなお茶目面もあるイディナさん最高です(笑)
これまでもラミンやシエラさん等ブロードウェイスター来日公演に行く機会はありましたが、
これほどまで（ライブが終わらなければいいのに！）と願わずにはいられなかったのは
今回が初めてだったかもしれません。

２日間あるうちの１日しか行けませんでしたが、悔いはないです。
（そういえば神田さやかが花束贈呈でステージにいらっしゃいました）
アナ雪のおかげで世界的に知名度が上がったイディナさん。
今回不思議と、新しいステップに上がった感がありました。
これからのご活躍、とても楽しみにしてます！！
日本に来てくれて、本当に本当に、ありがとうございました。
またいつか、イディナさんの歌声を聴きに行ける日がくることをを楽しみにしたいと思います。