チケット持って、おさんぽ行こう

ディズニー・映画・ミュージカル関連を中心とした
気ままな体験・鑑賞記録ブログ

世界にひとつのプレイブック

2013-03-17 22:21:33 | 映画:サ行
SILVER LININGS PLAYBOOK(2012)
メディア:映画
上映時間:122分
製作国:アメリカ
公開情報:劇場公開(ギャガ)
初公開年月:2013/02/22
ジャンル:コメディ/ドラマ/ロマンス
映倫:G

少しイカれたきみが、なぜか希望の光。

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3月14日鑑賞。

思ってたよりもフランクな印象。その分観やすさがありました。
ちょっと印象には残りにくい…?
群像劇だと思っていたのですが、
最終的に心が割れてしまった者同士のラブストーリーでした。

・今年のアカデミー賞で主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンス
 大人っぽいですね。
 X-MEN:ファースト・ジェネレーションの時とは全然違う雰囲気でございました。

・事前にデニーロパパの演技が良いと聞いてたのですが、
 うーん正直役柄的にそこまででもなく。
 本音を語った後息子が暴行事件に巻き込まれた際信じようとしなかったし、
 ダンス大会も賭けに含むとなった際参加させるため、
 ティファニーが思いついた「元奥さんも来る」と嘘をつくことに賛同したし。
 ラストで息子の背中を暖かく後押ししてたから終わりよければ全て良しでしたが(笑)

 
・パットとティファニーに孤立感を感じさせるシーンがやはり多々ありましたが、
 パット友人が「仕事・家庭・子育てに押しつぶされそうだ」と本音をこぼすシーンがあったり。
 完璧な人間なんてありえないですし、何かしら皆心に抱えてるもの。
 実は皆似たような部分があるってことを、こういうところでさりげなく表現してたのかなと思います。
 カウンセラーもアメフトのサポーターってところも親近感あって良い。

・徐々に登場人物に感情移入していたかも。
 クライマックスは読めていたにしろ結構ハラハラしてしまいました。 

・音楽の選曲が良かった!
 オリジナル・スコアはダニー・エルフマンだったんですね。大活躍。

・デヴィッド・O・ラッセル監督ってついこないだまでハリウッドの問題児だったんですね。
 心の病を経験した方だからこそリアルに描かれていたのでしょう。
 (息子さん(隣人役で出演!)も精神病をお持ちなんだそう。今作制作のきっかけは息子さんの存在だったとか)

・ダンスシーンは観てて楽しかった!
 何かに打ち込めるって大事なことかもしれませんね。
 「雨に唄えば」のジーン・ケリー&ドナルド・オコナーのタップダンスを模倣したり、
 パットが友人からもらったipodに入ってた「ウエスト・サイド・ストーリー」のマリアが選曲されたりと、
 ミュージカル要素もあって楽しかったです♪


前向きになれる作品はやっぱり観ると気持ちいですね!


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