親離れ、子離れ

　学校から帰ってきてから夕ご飯までの時間を勉強タイムにしている我が家の子どもたち。

　高校生と中学生にもなると、その時間は、嬉しいことに長くなっていき、私も仕事から帰宅後、夕ご飯までの時間を長く感じるようになりました。

　私も高校生の頃には自分の部屋にこもったりしていたわけなので、子どもたちが自分の時間を持つようになるのは当然のこと。むしろ、私が子どもの頃よりずっと親と仲良くしてくれる子どもたちです。それでも、高校生の息子は視野を広げたいとか何とか言って、東京方面の大学進学を希望しているし、中学生の娘に至っては

「将来は海外に行きたい」

と、言い放つ始末。

　君たちの未来、なんてキラキラしてるんでしょう（笑）。青空に描かれる飛行機雲みたいじゃない。

　素敵だわ〜。親として嬉しいこと、なんです。

　それなのに、この心に迫るモヤモヤは…

　

　世のお母さんは、どうやってこのもやもやを乗り越えているんだろう。

　最近の私の悩みです。

　私の子供の頃はバブル時代で、親はいつもせかせか忙しそうだった。私はもう少し母に甘えたかったけど、母にはそんな余裕はなくて、いつだったか

「必死すぎて子どもが可愛いなんて思ったことないわ」

と言われたことがある。

　私にとって、これはきっとトラウマ。

　だから、我が子には足りないなんて想わないくらいのいっぱいの愛情を、心がけてきた。

　おかげで子どもたちは、　

「大丈夫。分かってるよ」

といつも笑う。

　でも最近気づいたのです。

　愛情は、私がが子ども達にあげていたんじゃなくて、その場で子どもたちから返してもらっていたんだって。だから、私幸せを感じてきたんだって。

　あと何年かしたら、毎日の愛情のやり取りがなくなっちゃうんだなぁー。寂しいなぁー。

　何か次のステージ探さなきゃ。

　声の仕事がしたい、かな。

　ナレーションとか。アナウンス系の。この年からでもできるかな。どうしたらそんな仕事につけるんだろう？

　夢見る夢子さん（笑）

木琴

　中学生の娘が国語の勉強をしている。どうやら『詩』の勉強らしい。どんなものかと覗き込むと『木琴』の題名が目に飛び込んできた。

　懐かしい。

　今でもこの詩を学ぶんだなあ。

　私が、中学生か高校生の時、合唱コンクールでこの歌を歌った。

紡がれる言葉はそれほど多くはないけれど、とても心に響く詩。そしてその詩を彩るドラマティックなメロディ。

　そのメロディが頭の中に流れ、歌が奏でられる。

　『妹よ。今夜は雨が降っていてお前の木琴が聞けない。

お前はいつも大事に木琴をかかえて、学校へ通っていたね。

　暗い家の中でもお前は木琴と一緒に歌っていたね。そしてよくこう言ったね。

「早く街に赤や青や黄色の電灯がつくといいな」

こう言ったね。

　あんなに嫌がっていた戦争が、お前と木琴を焼いてしまった。

　妹よ。

　お前が地上で木琴を鳴らさなくなり、星の中で鳴らし始めてからまもなく、街は明るくなったのだよ。

　妹よ。

　今夜は雨が降っていて、お前の木琴が聞けない』

　

　もう何十年も前に歌った歌なのに、すらすらと歌詞が出てくる。　

そして涙が溢れてくる。

　多感なあの頃の私に大きな何かを残した歌詞とメロディ。

　私にとって『木琴』は、そんな歌。

　

HSP

　近ごろ『HSP』という言葉をよく目にしません？『HSP』でなければ『繊細さん』かもしれません。

　『HSP』とは、Highly Sensitive Person。いろんな事を敏感に受け取ってしまう人のことを指すのだそう。

　ある時、目についた『HSP』の記事がとっても気になってしまって。気になる時って『その事』が私に必要な時だって言ったりするでしょ。だからその記事をしっかり読んで診断テストまでやってみたわけです。そうしたら私、めちゃめちゃ当てはまっちゃって。と、言うか、

「このテスト、当てはまらない人いるの？」

というくらい、私には当たり前の質問ばかりだった。

　例えば、

『いつもどんな失敗が起こるか予測して対策を考える』とか、『誰かの怒りを感じるとそれが自分に向けられていなくてもストレスだ』とか、『人の痛みを自分のことように感じる』とか『テレビで残虐なシーンを見るとその後何日も影響される』とか。

　結果、私は『HSPの気質が強い』のだそう。

　結果を見て、

「え？何、私って普通じゃないの？」

って少し動揺したけど、やっぱりな～って納得もできた。

　周りの様子を敏感に感じ取ってて、例えばタイミングよくお茶が出せたり、今その人に必要だろうなって言葉をかけたり…そういうのしてきたよね、私。でも、それを周りの人が私にしてくれることって少なかったかも。それって、私は気づくけど周りは気づかないってこと、なんだよね。

　今まで、

「私は気づけるのに、どうして周りは気づいてくれないんだろう」

なんて思ってたけど、感性が違ってたってことなんだ。って思ったら少し楽になった。

　周りの変化に敏感に反応してドキドキしてすごく疲れてしまうこと、たくさんの仕事を一気に与えられると心が苦しくなってしまうことも、HSPだったからなんだって思ったら、心が弱くて出来ない奴って感じてた自分が許せた。

　だから、HSPを受け入れて、少し自分に優しくしてあげることにしたのです。

　今日はそんな1日でした。

　ゴロゴロと何をするわけでもなく休む。

　このことに罪悪感を持たずに許す。そんな1日。外が暗くなる頃、やっと心が復活してきました。

　明日からまた1週間の始まり。

　笑顔でいけそう。

失敗した〜(泣) でも、HARIエステはどうやら成功

　くだらないけど、車の走行距離が２３４５６キロと数字が並んだところを見られたら、成功する、なんて変な願掛けをしてしまった。

　ちゃんと気にしていたつもりだったのに、気づいたら過ぎていた…(泣)

　こんな時、くだらないのにすごく凹む。くだらないって分かってるのに、しばらく抜け出せない。そんな自分がまた嫌になる。変なジレンマの始まり。

　心のなかに閉じ込めると、また自分を苦しめてしまうので、ここで吐き出そう。

　何度も言うけど、これはくたらないのだ。前を向こう。

　HARIエステから約一ヶ月。最近効果が見えてきた気がする。お化粧のノリが違う。触ったお旗が柔らかい。シワが減った。シミが薄くなった。すべて私個人の感想ですが…笑

　一回の費用がお高いので(笑）、なかなか頻繁には行けるエステではないので、効果が感じられて嬉しいことです。

　

めぐり合わせ

　昨日ブログで毒を吐き、頑張ろうと誓って迎えた月曜日。先週の暖かさとは打って変わって肌寒い週の始まりです。午前中、思いの外早い雨の降り出し。外の空気がまた一段とひんやり。暖房をつけようか少し悩むほどでした。

　今日もいつものように

「これって…？」

と質問の数々。調べればいいのに…との言葉が頭を過るけど、そこは頭を振って言葉を追い出す。

　いいんです。きっと苛ついてしまうのは私の嫉妬心なのだと思うから。巡り巡っていいことがきっとある…というか、私は十分幸せなのだから。

　

　昼休み。お弁当を食べながらインスタを見ていると目に飛び込んできたのは、

「見返りを期待せず誰にでも親切にすること。いつかきっと誰かがあなたに同じことをしてくれるかもしれません」。

ダイアナさんの言葉だそうです。

　なんてタイムリー。

　いろんな名言や心に響く言葉がある中で、今日この時、この言葉が届けられるなんて、めぐり合わせだとしか思えません。きっと、不思議な何かが、

「今あなたに必要な言葉はこれだよ」って届けてくれたのだと思ってしまいました。