阿波おどりには不思議な力があると思う。
以前、
あわの抄公演をご覧になった方から
お手紙を頂いた。
身体を悪くした母を連れての旅、
ここ数年笑わなかった母が、
心から嬉しそうに喜んでいたとの内容。
このようなご評価は初めてだったので、
強烈な印象で残っている。
さて、師匠は常々
「見ている方が
ホッとする阿波おどりがしたい。」
「上手いという表現は欲しくない。
踊りを見て安心したと言われたい。」
とおっしゃります。
何か、少しづつわかってきたような気がする。
上手く見せるだけの阿波おどり、、、
本当の芸を持った踊り。
師匠はこうも言われます。
「最後は人間性で踊る」
正に修行ですね。
この道には、まだまだ先があります。