
高知の最終散策ポタ地、重伝建の室戸の吉良川散策ポタ開始~

室戸地方は台風が凄いから、建物に凄く工夫してあり、上の写真の壁面に3~5段の水平に突き出した小さな瓦の庇は、横からの雨を漆喰の白壁を保護する役目を果たしている。



武井家

右瓦・左瓦
台風の暴風の雨水の殆どは東から吹くので、瓦と瓦の重なりを風下に持ってくるコトによって雨水が入ってくるのを防ぐコトが出来る。
だから北側の屋根には左瓦、南側は右瓦と葺きわけている。
下の写真はたぶん右瓦、上の写真は左瓦~

饅頭瓦の軒先の◯で見分ける、分かりやすい

饅頭瓦の軒先の◯で見分ける、分かりやすい



御田八幡宮


蔵空間茶館





鬼瓦に〒マークの元郵便局


いしぐろ
台風などの強風から家を守る為「いしぐろ」とよばれる石垣塀を民家の周辺に築いている。
吉良川のいしぐろの石は浜石や河原石がほとんどで、丸のまま、または半割りにして空積みにしたり練り積みにしたりと家々で微妙に異なっている。

いや~勉強になったな~吉良川‼️

いや~勉強になったな~吉良川‼️
たぶん、いろんな経験から知恵を絞って…
なんども瓦を台風で飛ばされ…
漆喰の壁が雨で汚され…
いろんな知恵を絞って、でも失敗し、で、知恵を絞って…の繰り返しから出来た建築美~
堪能~堪能~吉良川散策ポタ~
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