火曜から日曜まで帰省をするのですが、どうしたものか困ったのがベランダの植木鉢。いつもなら枯れたら枯れたで仕方がないですますところですが、今回、上の子が「夏休みの観察」ということで小学校から持ち帰ってきた朝顔と、下の子が幼稚園で田植えをしたときにもらってかえってきた稲の苗があり、ちょっと枯らすにはしのびないという状況です。
ネットで調べてみると自動灌水装置なるものが売っているのですが、数千円とお高いので、もうちょっとお手頃な方法はないかと検索を続けた。参考になるページがいくつかあったので、それらを元に自作してみることにしたました。
パパがんばるよ。(ちなみに妻子は一足先に帰省中)
[参考1] ペットボトルを利用したオーソドックスな方法
[参考2] もうちょっと凝った方法(リンク先の下の方に書いてあります)
とりあえず参考2に一番下の絵を参考にすることにしました。これは「毛細管現象」と「サイフォンの原理」を応用しているんですね。材料は100均で調達しました。しめて315円(税込)。
左から、フタ付ミニバケツ、金属製カーテンフック10個入り、フェイスタオル綿100%。

まず、タオルをハサミで切って紐状にします。手芸用の太めの紐も売ってたのでそっちでも良かったのですが、ここは後で書く理由でタオルを使うことにしました。そしてその両端カーテンフックをつけます。こんなのを5本作りました。

これらをこんな風に組み合わせます。

サイフォンの原理(→Wikipedia)というのは、圧力差を利用して液体の水面からさらに高いところに水をあげたうえで低い所に流すという方法です。里香のWikipediaを見てもらった方がわかりやすいですね。
ともかく、上の図でいうと、バケツから植木鉢に向かって水が流れるということです。圧力差を利用するので、バケツを植木鉢より高いところに置きます。
サイフォンの原理を実験で再現するときはガラス管とかビニールチューブをつかうのでしょうが、上の図でこういうものを使うと、あっという間に植木鉢が浸水します(汗)。
水がじわーっと移動するように、管の代わりに先ほど使ったタオル紐をつかいます。紐をつたって水が流れるのは毛細管現象(→Wikipedia)によるものです。水は狭い隙間があると入り込んでいく性質がありますが、繊維というには隙間の集合体のようなものなので、一部を水につけておくとゆっくりと全体を湿らせていくわけです。
植木鉢の土が乾くと、接してているタオルの端から水を吸い出そうとしますのでタオルが乾きます。反対側は水に浸っているので、乾いたところに水が移動しようとするわけですね。先ほどのサイフォンの原理も水の移動を助けます。
紐の両端に金属製カーテンフックですが、バケツ側のものは重りにして水に沈めるためです。植木鉢側は土に埋めたり植木鉢にひっかけるためです。いずれも紐が水面と土にしっかりと接するようにするためのものですね。別のもので代用してもよいでしょう。
セットするとこんな感じになりました。植木鉢が5個あるので、ちょうど数があいます。バケツもちゃんと一段高い所に置きました。


最後にバケツにフタをして完成です。フタをするのはボウフラ対策です。外から帰ってきたら蚊だらけだったら戦慄しますので(恐)。紐をタオルで切ったものにしたのは、フタをする邪魔にならないようにという意図でした。バケツの容量はペットボトルの比ではありませんから、一週間くらい明けてもまずは問題ないでしょう。見た目いまいちですが、315円ですから(笑)。

真昼に5時間ほどおいて様子を見てみました。水面が2cmくらいさがっています(左→右)。


かんぺきっ(鼻息)、、、と思ったら、足元がなんか水びだし、、、

どうやら、小さい植木鉢3つ(ネギとパセリ)は土全体に浸みわたった上に底から外に漏れ出てしまうようです。これでは1週間もしたら根腐れです。そこで先ほど参考にしたホームページ(→[参考2]の下から2つめの図のように、水を土に直接供給するのではなく、植木鉢の下の皿に供給するよう変えてみました。具体的には皿にタオルの端を敷いて、上に植木鉢を載せました。タオルでよかった。太い紐ではやりにくいところでした。


これで大丈夫でしょう。明日、また様子を見てみますが、いちおーかんせいっ!(鼻息)
ネットで調べてみると自動灌水装置なるものが売っているのですが、数千円とお高いので、もうちょっとお手頃な方法はないかと検索を続けた。参考になるページがいくつかあったので、それらを元に自作してみることにしたました。
パパがんばるよ。(ちなみに妻子は一足先に帰省中)
[参考1] ペットボトルを利用したオーソドックスな方法
[参考2] もうちょっと凝った方法(リンク先の下の方に書いてあります)
とりあえず参考2に一番下の絵を参考にすることにしました。これは「毛細管現象」と「サイフォンの原理」を応用しているんですね。材料は100均で調達しました。しめて315円(税込)。
左から、フタ付ミニバケツ、金属製カーテンフック10個入り、フェイスタオル綿100%。

まず、タオルをハサミで切って紐状にします。手芸用の太めの紐も売ってたのでそっちでも良かったのですが、ここは後で書く理由でタオルを使うことにしました。そしてその両端カーテンフックをつけます。こんなのを5本作りました。

これらをこんな風に組み合わせます。

サイフォンの原理(→Wikipedia)というのは、圧力差を利用して液体の水面からさらに高いところに水をあげたうえで低い所に流すという方法です。里香のWikipediaを見てもらった方がわかりやすいですね。
ともかく、上の図でいうと、バケツから植木鉢に向かって水が流れるということです。圧力差を利用するので、バケツを植木鉢より高いところに置きます。
サイフォンの原理を実験で再現するときはガラス管とかビニールチューブをつかうのでしょうが、上の図でこういうものを使うと、あっという間に植木鉢が浸水します(汗)。
水がじわーっと移動するように、管の代わりに先ほど使ったタオル紐をつかいます。紐をつたって水が流れるのは毛細管現象(→Wikipedia)によるものです。水は狭い隙間があると入り込んでいく性質がありますが、繊維というには隙間の集合体のようなものなので、一部を水につけておくとゆっくりと全体を湿らせていくわけです。
植木鉢の土が乾くと、接してているタオルの端から水を吸い出そうとしますのでタオルが乾きます。反対側は水に浸っているので、乾いたところに水が移動しようとするわけですね。先ほどのサイフォンの原理も水の移動を助けます。
紐の両端に金属製カーテンフックですが、バケツ側のものは重りにして水に沈めるためです。植木鉢側は土に埋めたり植木鉢にひっかけるためです。いずれも紐が水面と土にしっかりと接するようにするためのものですね。別のもので代用してもよいでしょう。
セットするとこんな感じになりました。植木鉢が5個あるので、ちょうど数があいます。バケツもちゃんと一段高い所に置きました。


最後にバケツにフタをして完成です。フタをするのはボウフラ対策です。外から帰ってきたら蚊だらけだったら戦慄しますので(恐)。紐をタオルで切ったものにしたのは、フタをする邪魔にならないようにという意図でした。バケツの容量はペットボトルの比ではありませんから、一週間くらい明けてもまずは問題ないでしょう。見た目いまいちですが、315円ですから(笑)。

真昼に5時間ほどおいて様子を見てみました。水面が2cmくらいさがっています(左→右)。


かんぺきっ(鼻息)、、、と思ったら、足元がなんか水びだし、、、

どうやら、小さい植木鉢3つ(ネギとパセリ)は土全体に浸みわたった上に底から外に漏れ出てしまうようです。これでは1週間もしたら根腐れです。そこで先ほど参考にしたホームページ(→[参考2]の下から2つめの図のように、水を土に直接供給するのではなく、植木鉢の下の皿に供給するよう変えてみました。具体的には皿にタオルの端を敷いて、上に植木鉢を載せました。タオルでよかった。太い紐ではやりにくいところでした。


これで大丈夫でしょう。明日、また様子を見てみますが、いちおーかんせいっ!(鼻息)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます