える・どらーど

マターリ汁

憎めよ都合のいい道徳を

2006年02月27日 | Weblog
昨日の続き


初日練習の帰り、少年野球やってた幼なじみのa君が
「○ちゃん(俺)も一緒のチームでやれたらなぁ。
ソフトボールのピッチャーやったら経験者もおらんし、練習したらAチームのレギュラーなれるかも。練習付き合うからやってみーひん?」
と。このa君がまた人間ができた人で

俺も正直、やれるものならa君と同じチームでやりたくて、早速その日から毎日約二時間、近所の空き地でa君をキャッチャーに投げ込みを開始、a君のアドバイスもあり一週間後にはかなりストライクが入るように。


そして迎えた投手決定の日。まず、コーチのおっさんが、志望者を募る。志望したのは俺と野球経験無い6年が一人。『これならいける!』俄然気合が入る俺。
するとコーチのおっさんが五年の一人を手招き、そいつも加え三人で10球テストに。

まーぬっちゃけこいつらは敵じゃなかったっすね。a君との投げ込みは伊達じゃなく、俺だけスピードあるストライクがビシビシ入る。これで、俺もa君と同じチーム?と思ったら…
Aチーム投手にコーチが後付けで呼んだ奴、Bチーム投手に六年の奴と…

ポカーン(゜д゜)と納得いかず呆然と立ちすくむ俺、その俺にa君
「惜しかったなぁ…でも○ちゃん(俺)ならBチームの内野でレギュラーとれるって。また練習つきあうで」
と。(´;ω;`)a君…
で、その日の帰宅後、投手選考の話しを親にすると
「○○(Aチームの投手に内定した五年)のお父さんが子供会の役員やからなぁ」



生まれて初めて悔しくって泣きましたね。投げ込みに付き合ってくれたa君に申し訳ないのもあり、晩飯も食わずに二時間くらい泣きまくった。

明日に続く