こんにちは、池田です。
先週の土曜日に幕張本郷教室では、今年度最初の「過去問会」を実施しました(検見川教室では11/11(日)に実施されます)。
土曜日のため、学校説明会などもあり、全員参加ではなかったですが、朝早くからみんなEGGに来て千葉県の公立入試問題に挑みました。
生徒の中には、「どうして過去問を解くの?」と思う人もいるかもしれません。
ということで、今回は、過去問を解く目的について話します。
①相手を知る ~過去問から問題傾向や難易度を知る~
私立高校の場合は問題は高校が作ります。そのため高校によって問題傾向が大きく異なります。
例えば、国語なら漢文が出題されるかどうか、文学史が出題されるかどうか・・・
また解答方法がマークシート形式か、記述形式か・・・などです。
過去問で問題傾向、出題方式を把握することで勉強方針が決まります。
②ゴールを設定する ~目標点数を決める~
受験まであと2ヶ月半(私立入試)。受験生だから勉強して当たり前と思うかもしれませんが、ずーっとモチベーションを保ち続けるのは大人にだって難しいです。
だからこそがんばれる目標が必要です。
「○○高校に合格するためには□□□点が必要だ」と知っていれば、具体的な目標ができて、勉強もしやすくなります。
③己(おのれ)を知る ~自分の得点力を知る~
過去問を通して、自分の得意な分野・単元と苦手な分野・単元を把握し、今後の勉強方針を決めていきます。
この時期、いくらでも勉強する時間が欲しいところですが、使える時間は限られています。
そのため時間を効率的に使わなければなりません。
すべての教科、すべての単元に全力投球ではなく、軽重をつけて勉強していく必要があります。
今回は3つ紹介しましたが、他にも
「優先順位の付け方」
「時間の使い方」
「捨て問の見極め」
「見直しの方法」
などなど。
いくつも過去問をやる目的はあるので、中3生には過去問会や授業で伝えていきます。
最初は思っている以上に、点数が取れずがっかりするかもしれませんが、それが普通です。
過去問を繰り返し行うことで、テストの「コツ」がわかり、少しずつ点数も上がっていくはずです。
過去問は専用ノートに実施、解き直し、振り返りをして提出してもらいます。
そして、EGGの先生たちは、みなさんの過去問ノートを1冊ずつチェックしアドバイスしていくので、張り切って過去問に取り組んでいきましょう!