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東海支部 福利厚生施設の今(病院、学園、体育館、社宅、寮)

2023年01月18日 | あのビルは 今……

東海支部長 林 真

皆様も現役の頃に一度は利用された事があるのではないでしょうか。当時は、学園、病院、健康管理所、電電会館、保養所、体育館、社宅、寮等の多くの福利厚生施設が活躍していました。日本電信電話公社から日本電信電話株式会社、更に分社化され西日本電信電話株式会社(NTT西日本)と変化する中で、多くの福利厚生施設が惜しまれつつも廃止、売却され姿を消して行きました。NTT西日本は2000年頃からエリア全体で、不動産のスリム化が行われ、多くの不動産が処分されました。廃止された施設は、撤去後、新たな事業展開がされたり売却されたりと、その姿を変えています。

元東海通信学園は、閉校し、全ての建物が撤去され民間企業の社宅として生まれ変わっています。

元鈴鹿電気通信学園は、本館等一部をそのまま残し売却され医療系大学へと変わっています。その本館は現在も周辺から確認をすることができます。

元電電球場は、ショッピングプラザに、

元八事独身寮は、更地化され大学施設になっています。

一番新しいところでは、元東海逓信病院が、建物等施設はそのままで、地域に根付いた総合病院へと生まれ変わっています。

元幸川社宅は、建物がリノベーションされワンルームマンションとして生まれ変わっています。

三重体育館、岐阜体育館は、テニススクールとなり地域の方々に親しまれています。

一方多くの社宅、寮等の建物は解体され、住居系・商業系の建物として生まれ変わっています。馴染みのある多くの福利厚生施設が大きく変化を遂げていますのでお近くに行かれた折には、在りし日の姿を思い出して頂ければと思います。


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