家具工房に捧ぐ

家具工房treehouse 北野創次郎
福岡県北九州市から家具工房の様子と作者の日常。

ガレージの壁面収納

2017年09月28日 | 納品家具
壁面収納を製作、お納めしました。

幅1.9m×高さ2.4mの壁面収納。ブラックウォールナットです。

今回の壁面収納はお客様宅のガレージ内に設置。同時に壁面部の施工も行いました。 

午前中に壁面部の施工を終え、午後から家具の設置へ。

完成しました。建物との兼ね合いの多い壁面収納ですが四方隙間なくキッチリと納まり一安心。

他の樹種では表現できないこのウォールナットの木色、落ち着きがあります。   

開き戸を開けると一工夫あって、

既存コンセントが使用できるようになっている。 オーダー家具にしかできない仕事です。

写真には写っていませんがガレージ内の主役はハーレーダビッドソン。壁面収納にはヘルメットやグローブの他、音響装置を置かれるとの事で、これからうらやましい限りのガレージライフが始まるようです。

末永くお使いいただけますように。


家具工房treehouse  オーダー家具設計・製作
福岡県北九州市戸畑区沢見1-5-25
tel 050-3703-8351   e-mail treehouse@ac.auone-net.jp
「家具工房treehouse」のホームページへ

食器棚

2017年09月21日 | 納品家具
食器棚を製作、お納めしました。

ブラックウォールナットです。 写真で見るよりサイズは大きくて高さ2M×横幅は1.3Mあります。

設計はお客さまから頂いたプランをベースにほとんど修正する事なく製作に至りました。

ガラスはサンプルの中からお選び頂いた。個人的にも好きなデザイン。

上段引き戸は可動棚を配置、奥行きは30cm超。ここだけでも十分な収納量があります。

下段部はカトラリーや小物などを収納する引き出しと、

その下の引き戸内は奥行40cm超の棚、大きな食器類などを収納できます。引出し、引き戸ともウォールナットならではの木目感が印象的で、ここも個人的にとても好きな部分です。 

中段部はレンジ、オーブンの配置スペース。その天面には耐熱性のモイスを取り付けより安全に。

もちろん配線コンセントも装着しております。

一見すると、昔風水屋デザインの食器棚なのですが、実はかなりフルスペックな装備なのです。

お客様宅へお納めに参りました。

ジャストフィット。 日本語で言うと「ぴしゃり」。 すっきりと収まりました。

白い壁を基調とした室内にブラックウォールナットの濃色が生えます。

末永くお使いいただけますように。



家具工房treehouse  オーダー家具設計・製作
福岡県北九州市戸畑区沢見1-5-25
tel 050-3703-8351   e-mail treehouse@ac.auone-net.jp
「家具工房treehouse」のホームページへ

チェリーと胡桃のダイニングセット

2017年09月10日 | 納品家具
ダイニングセットを製作、お納めしました。

テーブルはブラックチェリー、しっとりと美しい木目が特徴的です。 そして椅子は胡桃材、軽く頑丈な素材です。

ブラックチェリーは経年による木色の変化が著しい素材なのですが、以前製作した写真奥のブラックチェリーのテーブルと比較するとその変化がよくわかります。

木色の変化は子供の成長の様に、日々とても少しづつ変わっていくので、毎日使用しているとなかなかわからないと思いますが、とてもとても変わります。

削りたての、薄いピンク色も初々しくてかわいいのですが、

経年により変化した、ブラウン色も落ち着きがあって素敵です。

お客様宅へお納めに参りました。

とても初々しいく、そして先が楽しみです。

とても温かみを感じるのは、やはり自然素材だから。

末永くお使いいただけますように。



家具工房treehouse  オーダー家具設計・製作
福岡県北九州市戸畑区沢見1-5-25
tel 050-3703-8351   e-mail treehouse@ac.auone-net.jp
「家具工房treehouse」のホームページへ

2017年08月29日 | 山登り トレラン
製作が続きます。

少しずつ涼しくなって、作業がはかどります。

北アルプスから帰ってきて、鬼のように働いていたので昨日は休みにして地元の福智山へ登った。

福智山は小さな滝や石清水が流れている場所が多く、涼しくて気持ちいがいい。

白糸の滝。 

やはり山登りは晴れの日がいいです。



家具工房treehouse  オーダー家具設計・製作
福岡県北九州市戸畑区沢見1-5-25
tel 050-3703-8351   e-mail treehouse@ac.auone-net.jp
「家具工房treehouse」のホームページへ

槍ヶ岳~新穂高

2017年08月23日 | 山登り トレラン
登山趣味は高齢の方が多いのが常ですが、槍ヶ岳山頂やその道中では大学や高校の山岳部と思われる若者が多く見受けられた。もう少し天気が良ければ普段のように高齢登山者も多かったのだろうけど悪天候の中、槍ヶ岳を登ろうとするのは登山部の若者か、九州からわざわざ遠征して引くに引けないオッサンくらいしかいないようでした。

槍ヶ岳を8/16の午前10時過ぎに登頂後、この日は槍ヶ岳から西に延びる西鎌尾根を縦走し双六岳そばでキャンプの予定だったのですが、悪天候の岩稜歩きは危険だし、これ以上景色の見えない登山はしたくなかったので2日目にして下山することにしました。
下山に一番近い登山口の新穂高温泉までルートタイムで5時間くらいだったので何とかなるだろうとたかをくくっていたのですが、15キロ弱の道中はそのほとんどが岩々していて雨の影響でスリップ多発。また増水した激流の川を横断しなければなかったり、M君が3M程谷へ滑落したり全く笑えない体験の連続でしたが16時過ぎになんとか下山することができました。
しかし天気が悪く散々な登山だったかと言うとそうでもなくて、雨の中ガスのかかった山を濡れながら歩くのも、それは心研ぎ澄まされるようで悪くありませんでした。

しかし、また改めて天気のいい時期に登ってみたい。



家具工房treehouse  オーダー家具設計・製作
福岡県北九州市戸畑区沢見1-5-25
tel 050-3703-8351   e-mail treehouse@ac.auone-net.jp
「家具工房treehouse」のホームページへ
 

     

上高地~槍ヶ岳

2017年08月21日 | 山登り トレラン
8/15の朝8時ごろ上高地バスセンターから槍ヶ岳へ向けて出発しました。上高地から歩く長野県側の麓ルートは恐ろしく整備されていて人が多かった。この日は朝から雨が降ったりやんだりの空模様で、私が最も楽しみにしていた穂高連峰や槍ヶ岳の景色を見ながらの山登りはできませんでした。13時ごろ宿泊地の槍沢ロッジに到着。明日の作戦会議の後、早めの夕食をとり前日は徹夜だったので18時に床に入りました。

穂高連峰と梓川。

徳沢ロッジ前。

横尾の分岐点。人が多い。

梓川の上流、写真では伝わらない素晴らしい景色。 はしゃぐM君。

宿泊地の槍沢ロッジ。

8/16は午前2時起床、朝食後4時に槍沢ロッジを出ました。1時間ほどヘッドランプを着けての登山になりましたが、特に問題はありませんでした。
5時ごろ太陽が昇り始めると同時にやる気も出ます。
標高2000Mを超えるころになると、登山道の横に雪渓を見ることが出来ました。


雪渓と私。
 
雪渓ゾーンを過ぎると緑も無くなり森林限界へ。このあたりから空気が薄くなり、登り続けると呼吸が苦しくなりますが休み休み登れば問題ありませんでした。

そしていきなりですが槍ヶ岳山頂、しかしガスです。3000Mの山頂に立って下の景色が全く見えない状況は、味のしない御馳走を食べている様なものでどうも満たされません。晴れていればここから穂高連峰など北アルプスの景色が一望できるはずだったのですが、誠に残念。

我々の腫れた顔ですみません。 札を持つ私の左手も変です。

天気がこんな状態だったので予定していた尾根歩きをやめてこの日のうちに下山したのですが、それがまたなかかな大変でした。



家具工房treehouse  オーダー家具設計・製作
福岡県北九州市戸畑区沢見1-5-25
tel 050-3703-8351   e-mail treehouse@ac.auone-net.jp
「家具工房treehouse」のホームページへ
 





北アルプスへ

2017年08月20日 | 山登り トレラン
お盆休みは、友人M君と二人で北アルプスを登りました。
14日の午後6時にM君のプリウスで福岡を出発。高速道路を交代で10時間運転した後、翌朝の6時ごろに上高地へ向かうバスセンターへ到着しました。

〈バスの車窓から〉北アルプス一帯は一般車両は入れなくなっていて、麓まではバスで移動します。

午前7時すぎ、上高地バスセンターへ到着。

登山を本格的に初めてまだ2年くらいなのですが、一気に3000Mへ登ってみました。やってみるとその標高よりも大変なところがいろいろとあって、改めてその奥深さを感じたのですが、続きは後日に書きます。



家具工房treehouse  オーダー家具設計・製作
福岡県北九州市戸畑区沢見1-5-25
tel 050-3703-8351   e-mail treehouse@ac.auone-net.jp
「家具工房treehouse」のホームページへ
 

引き戸のついた本棚

2017年08月06日 | 納品家具
引き戸のついた本棚を製作、お納めしました。

幅2M×高さ2.5M×奥行30cm。 

引き戸を開けると内部には沢山の棚板が。

可動棚なので任意の高さに合わせられます。

びっしりと書物が並ぶ事を想定して、棚板は厚い。

本体の素材はブラックウォールナットの突板。  重厚感あり、それでいてシンプルな面持ちが印象的です。

突板とは厚さ0.3mmくらいの薄い木の板を合板に圧着したもので、木材の風合いを醸し出しつつも木材特有の伸縮作用を起こさない素材です。
このような大型家具の製作に適している。ちなみに、ここ北九州には突板を製造している工場はなくて、大川市より取り寄せています。

お客様宅へお納めに参りました。 3分割構造にて現地組み立て。

しっくりと納まりました。 ダークブラウンの床との相性もいいようです。

耐震措置も施し、がっちり一体化。

大量の書物を収納しつつ、常時はその全てを美しく隠します。 

末永くお使い頂けますように。



家具工房treehouse  オーダー家具設計・製作
福岡県北九州市戸畑区沢見1-5-25
tel 050-3703-8351   e-mail treehouse@ac.auone-net.jp
「家具工房treehouse」のホームページへ
 
   

大船山~平治岳

2017年08月02日 | 山登り トレラン
九重山に登りました、また。

友人M君とテント泊の縦走登山を約束していて、今回はその練習を兼ねた一泊登山でした。 吉部登山口から登った。
何事もやってみないと分からなくて、テントと寝袋、食料装備一式をザックに入れると重さ15kgくらい、かなり肩が痛かった。

この日の宿泊地、坊ケつるキャンプ場につきました。多くの登山者が既にテントを張っていた。

とても楽しそうなM君。 

私の夕食。  キャンプ場の傍には山小屋があって風呂にも入れるのですが、M君が「実際の縦走登山は風呂に入れないので、オレは入らない」と言うので私も従う事に。

坊がつるの夜明け。 

夜中にテントから出ると、空が星で埋め尽くされていました。

二日目、午前中大船山に登る。

私は今年2回目。 山頂で出会った年長の登山者の方から北アルプスの話などを聞かせて貰いました。

その後、道中で昼食。

写真は昼食後。  既に疲れ早くおうちに帰りたい私と、まだまだ元気なM君。

平治岳山頂につきました。

早くおふろに入りたいよ~。

この後下山したのですが、登山道の崩落などもあり道迷いも経験しました。前回一人のときもそうだったのですが、九重の裏側?の方は登山道が整備されていなくて、地図やコンパスを持っていても簡単に迷います。今回は時間的な都合もあって午後過ぎには下山の予定だったのですが結果的には重い荷物を背負って4時まで歩き続けてしまいました。 

やはり山登りはぜんぜん面白くありません、でもまた行くのです。



家具工房treehouse  オーダー家具設計・製作
福岡県北九州市戸畑区沢見1-5-25
tel 050-3703-8351   e-mail treehouse@ac.auone-net.jp
「家具工房treehouse」のホームページへ
 
  







壁面収納

2017年07月28日 | 納品家具
壁面収納をお納めしました。

素材はホワイトオーク。

幅2.5M×高さ2.5Mの壁面にぴったりと納まるように作りました。

シンプルな面持ちですが、随所に工夫があって・・まずは、

デコーダー収納スペースがあるのですが、その前板を正面から見ると普通にホワイトオークなのですが、

主構造はガラスで出来ていて裏面から見るとこのような状態。 正面には突板と言う厚さ数ミリの薄いホワイトオークが張られていてデコーダー機器のリモコン操作ができる構造になっている。 

そして右側の扉を開けてみると、

そこにはダイソンがぴったりと収まる構造になっている。

左側の扉は上下2分割構造。

側面の壁に当たらないよう85度開きの丁番を採用。

上段収納部も沢山納まります。

こちらも85度開き。

そして、今回の壁面収納最大の工夫ポイントになりますが

壁面収納全体が12cmくらい浮き上がっていて、床面は露出。 そしてそこにはルンバの帰着基地が据えてある。

これら構想のほとんどは実はお客様より頂いたものでした。 N様、諸々のご提案・ご協力、ありがとうございました。

大作ですので更にもう少し説明しますと、このようなテレビ据え付けの壁面収納の場合、その電気配線が重要な要素になるのですが

無論壁面裏部分には配線を通し、隠すスペースがあります。 そして何より以後のメンテナンスの事も考えなくてはならないのですが、下部引出しの奥は配線を自由に通す事のできるスペースも設けてあって、以後の配線調整もし易い構造になっている。

お客様より沢山写真を頂きました、ありがとうございます。

これぞ壁面収納。

既存スペースに収まりながらもスケール感があります。 それでいて落ち着きがあって機能的。  こんな壁面収納他にありません。

末永くお使いいただけますように。



家具工房treehouse  オーダー家具設計・製作
福岡県北九州市戸畑区沢見1-5-25
tel 050-3703-8351   e-mail treehouse@ac.auone-net.jp
「家具工房treehouse」のホームページへ