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用之必勝!?

偏ってますけど、反面、何でも「あり」ってこってす。 ぽりしぃ薄いッスけど、とりあえず、「横浜」贔屓です。

納得しました!

2011年04月30日 07時55分39秒 | 放射能?
 小佐古参与が抗議の辞意 子供の被曝基準「容認できぬ」(朝日新聞) - goo ニュース

2011年4月29日(金)22:48
 内閣官房参与の小佐古敏荘(こさこ・としそう)・東大大学院教授(61)が29日、東京・永田町で記者会見を開き、参与を辞任する意向を表明した。小佐古氏は菅政権の福島第一原発事故対応について「法律や指針を軽視し、その場限りだ」と批判した。
 小佐古氏は会見に先立って首相官邸を訪ね、今月30日付の辞表を提出した。
 会見では特に、小学校などの校庭利用で文部科学省が採用した放射線の年間被曝(ひばく)量20ミリシーベルトという屋外活動制限基準を強く批判。「とんでもなく高い数値であり、容認したら私の学者生命は終わり。自分の子どもをそんな目に遭わせるのは絶対に嫌だ」と訴えた。「通常の放射線防護基準に近い年間1ミリシーベルトで運用すべきだ」とも述べた。
 また、緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)による放射性物質の拡散予測が4月下旬までに2回しか公表されなかったことも批判。「今のやり方は、東京で数字をぼっと決めてやっている」と指摘し、政権の対応について「私がやってきたことからは外れているので、これ以上とどまっている理由はあまりない」と語った。
 小佐古氏は放射線安全学などが専門で、東日本大震災発生後の3月16日、原発事故の助言を政権に求められて参与に就任した。菅直人首相は小佐古氏ら計6人の原子力専門家らを次々に内閣官房参与に任命した。

 子どもの被曝量の制限に関して無頓着だったのは、野菜や水産物の出荷停止措置に関して、あんまりヤイのヤイの騒いでいなかったのと同じ理由。 基準をクリアするとかしないとか、ニュースが流れる度に一喜一憂したところで、あまり生産的な行為と感じられなかったため.....。 それ以前に、基準の論拠がどこを探しても「明確」にならないことに嫌気がさしていた。
 昨日投稿した段階では「何かあったな.....」程度の勘ぐりしかできなかったが、少なくとも、最近の原発絡みの「基準」に纏わるニュースとしては、最も分り易くて同意できる話だったようだ。
 確かに「危険だ危険だ!」を繰り返すのが良いかどうかは、被災地復興を考えた場合に、判断の難しいところだろうし、海外メディアの評価も、事故自体は「収束方向」に向かっていることは認められており、更に風評が追い打ちをかけるような状態からは脱しているが、未開の研究範囲に学者が安請け合いできる訳がないのは言わずもがな.....。 安直な話を展開して、新たな症例を増やすくらいなら、ダメ出し繰り返してくれた方が安心だ。
 妙な柵から解放されて、この人もメディアに向けて、もっと口を開いてもらうのがイイのかもしれない.....。


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