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救急の日だよ救命処置講習会その1(開催の目的)

2015-09-10 12:54:50 | 行政
9月9日は「救急の日」。救急医療関係者の意識を高めるとともに、 救急医療や救急業務に対する国民(一般ピーポー)の正しい理解と認識を深めるための日(by総務省)。

いつものごとく関係者と一般ピーポーの中間者としてなにか出来ることはないか考えた結果、「県庁職員向け救命処置講習会」を開催。

ただいま県議会開催中で職員は大忙し。かくいう私も主催者なのに危うく行けなくなりそうになる。そんな中で、完全なる業務外のサークル活動に参加してくれた8名の同僚たちには絶対損はさせられない。

【本日のメニュー】

(1)成人の心肺蘇生(ハンズオンリーCPR)
(2)小児・乳児の心肺蘇生(心臓マッサージ・人工呼吸)
(3)AEDの使い方
(4)窒息の解除(成人・小児・乳児)
(5)その他注意すべき点

【開催の趣旨】
いつ,どこで,心肺停止等の緊急事態に立ち会うことになるか分からない。その時にどのような行動が出来るかは,日々のトレーニングや知識の有無によって大きく変わってくるが,県職員として心肺蘇生法(CPR)を学ぶ機会は少ないと言わざるを得ない。

平成16年度から自動体外式除細動器(AED)が一般市民も使用可能となり,茨城県においても,平成25年度に「茨城県AED等の普及促進に関する条例」が制定され,AEDの設置が日常的となった反面,公共施設や教育現場において利用者等の突然の心肺停止に際し職員が適切に対応できる知識の習得も不可欠となってきている。

つまり、ソフト向上がハード整備に追いつけないと「AEDがくれば大丈夫。到着するまで何もしない」という逆に蘇生や社会復帰の妨げにもなりかねない。

県民の代表たる県職員が,心肺蘇生ガイドラインに基づいた講習を受講することにより,突然の心肺停止に遭遇した際に,救急隊が到着するまでに適切な心肺蘇生法を行い,傷病者の社会復帰率を向上させるための技術習得に努めることで,心肺蘇生法の普及促進を図るとともに,本県の医療体制の向上に資する。


ボランティアで講師をしていただいた二階堂さん邊見さん、本当にありがとうございました。

(続く)

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