日産 エルグランド

日産のフラッグシップミニバン。ライバルとして登場したトヨタのアルファードにおされがちだが、FRそして全車V6という個性が光る。
マイナーチェンジで追加された2.5リッターモデルも2トン近い車体を十分以上に走らせるが、多人数乗車やハイウェイスターらしい走りを望むなら3.5リッターを選んだほうが良い。全車5速ATとの組み合わせ。

日産 エルグランドフロント画像
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日産 エルグランドリア画像
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トヨタ パッソ

　ダイハツとの共同開発車輌であるパッソは、より大きくなったビッツに代わるエントリー車的な存在。エンジンも1300cc（4気筒）のほか新開発された1000cc（3気筒）も選べる。ちなみに経済性では有利な1000ccだが、その乗り味までをも考えると意見の分かれるところ。わずか300ccと言えど、もともとが小さいボディサイズだけにその軽さ利した俊敏性や余裕という点では、どうしても1300ccに軍配が上がるだろう。そこさえ事前に納得していれば使い勝手は大差なく、クラスを感じさせない室内空間の広さや小物入れの豊富さなど、よく考えられている。

トヨタ パッソフロント画像
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トヨタ パッソリア画像
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日産 サファリ

全長5050×全幅1940×全高1865。約2.8トンの車体を4.8リッター直6で走らせる。日本よりも「パトロール」の名で輸出される海外での評価、需要が高い。昔ながらのパートタイム4WDだが、信頼性にこだわっての採用である。最低地上高225mm、オーバーハングを短くして高い走破能力を誇る。

日産 サファリフロント画像
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日産 サファリリア画像
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日産 ブルーバードシルフィ

長年親しまれてきたブルーバードもシルフィとサブネームがつくようになった。ティーダ系と同じプラットフォームを用いており、1.5リッターと2リッターがある。1.5リッターにはe-4WDの設定もある。
5ナンバーにこだわって開発され、過剰な高級感ではなく、上質なセンスでまとめられたエレガントサルーン。CVTとの組み合わせで穏やかで効率のいい走りを見せる。（1.5リッターは4AT）

日産 ブルーバードシルフィフロント画像
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日産 ブルーバードシルフィリア画像
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ホンダ シビック

アメリカ向けに開発されたワイドボディ（全幅1750ミリ）に1.8リッターと2リッターエンジンを搭載したセダンとなり、隔世の感があるシビック。欧米にはハッチバックやクーペも存在するが、国内にはフィットやストリームなどのミニバンの存在、3ドアハッチバックの人気薄という事情がありハッチバックモデルは廃止された。先代から登場したハイブリッドモデルは継続され、1.3リッターで1.8リッター級の走りと、低燃費を両立させる。ガソリン車は5速AT、ハイブリッド車はCVTと組み合わされ、4WDはない。

ホンダ シビックフロント画像
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ホンダ シビックリア画像
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スバル レガシィツーリングワゴン

レオーネから連綿と受け継がれたノウハウが息づくレガシィは、国産ミドルクラスを代表するワゴンと言っても過言ではない。パワフルでありながらバランスに優れた水平対向6気筒エンジン、高次元での操縦安定性能を支える4WDシステム、そして実績に裏付けられたワゴン造りのノウハウなど、いずれも長い伝統に培われてきた。それらの融合となる車が、評価されないはずがない。搭載されるエンジンは2000ccに自然吸気とターボを設定、上位モデルに3000ccがある。この3000ccと2000ターボモデルには、SIドライブという新たなエンジン制御システムが加わり、より滑らかで効率的、しかも自然な感覚であらゆる走行シーンに対応するという。

スバル レガシィツーリングワゴンフロント画像
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スバル レガシィツーリングワゴンリア画像
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ホンダ エアウェイブ

小さな世界戦略車の異名をとるフィットにも採用された「センター・タンク・レイアウト」。従来はリアシート下に設置されるガソリンタンクを左右に振り分けることで、より広い空間を生み出す配慮で、この車にも採用されている。しかもフィットよりホイールベースが長くとられ、コンパクトワゴンクラスでは最大級といってよいラゲッジスペースを確保。いろいろな意味で使い勝手の良いステーションワゴンとなっている。

ホンダ エアウェイブフロント画像
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ホンダ エアウェイブリア画像
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日産 ティーダ

ビッグサイズセダンの居住空間とミニバンのラゲッジスペースを併せ持つ、小さな高級車がティーダ。クラスを感じさせない上質な作り込みが施された内装は、まさにプレミアム。搭載エンジンは基本的に1500ccで構成されるが、最上級モデルとして1グレードのみ1800ccの設定もある。

日産 ティーダフロント画像
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日産 ティーダリア画像
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日産 ウイングロード

日産コンパクトワゴンのメインストリームとなるモデルは、それまでのサニー系ベースからプラットフォームをティーダ系に変更。それに伴ってデザインはもちろん、内容の充実アップが図られている。エンジンは1500ccと1800ccの二本立てで、ベーシックモデルの1500ccには4速ATとエクストロニックCVTが組み合わされる。一方1800ccモデルは6速マニュアルモード付きのCVTで、よりスポーティな走りの要求にも応える。

日産 ウイングロードフロント画像
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日産 ウイングロードリア画像
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トヨタ プリウス

世界初の量産ハイブリッドカーとして鮮烈なデビューを飾ってから早くも10年。その革新性に実用性まで加わり、さらなる進化を遂げている。特に5ドア化された現行モデルは、ワゴン人気とも相まって高い支持を獲得。もちろん進化したシステムも高人気を支えるポイントで、THS-II（トヨタ・ハイブリッド・システム）はモーター走行領域の拡大と高出力化も実現している。住宅街での早朝や深夜の使用時にはモーター走行に切り替え、ご近所への配慮をするなんて使い方はこの車ならではだろう。

トヨタ プリウスフロント画像
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