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D Space

勉強その他いろいろについて書く日記

感染

2006-04-15 22:19:49 | 映画
経営危機に瀕し極限状態にある中央病院で、深夜に医療ミスによって患者が死亡してしまう。その場に居合わせた医師、看護士たちは隠蔽工作を画策するのだが、未知のウィルスに感染しているらしい急患が運び込まれたことで病院内はパニックに陥っていく。

Jホラーシアターの作品第1弾。
最初から病院内の様子が異様であることが伝わってきました。経営危機、医師・看護士の極度の疲労からきていることがわかる前に異常な感じがわかります。独特の映像がいい効果を出していましたね。
俳優陣も豪華でしたね。南果歩や佐野史郎は本領発揮といった感じで不気味でした。

ただ、全体的に意味不明なまま終わってしまった部分が多かったと思います。
途中までは異様なテンションが張り詰めていてなかなかよかったと思うんですが。
キツネの面を被った少年やブランコなど。意味がありそうでない、ってことでいいのか?理由を求めることがナンセンスと言われてしまえばそれまでですが。
ラストもわかりにくかったです。
ストーリーがもっと良ければな~。

★★

戦国自衛隊1549

2006-04-06 17:55:49 | 映画
陸上自衛隊の人工磁場発生器の実験中、事故により的場一佐率いる部隊がタイムスリップしてしまう。かつて的場一佐の部下であった鹿島は、的場一佐の部隊を救出するために組織された「ロメオ隊」へのオブザーバーとしての参加を要請される。しかし、ロメオ隊の真の任務は的場一佐の部隊を殲滅し、歴史の歪みを修正するということにあった…。

80年代にヒットした「戦国自衛隊」のリメイク。
戦国時代に現代の自衛隊がタイムスリップしてしまう、という奇想天外な発想が面白い作品ですね。
ただ、これはリメイクなのでリメイクなりの面白さが欲しかったのですが…。
ストーリーが何とも物足りない感じ。タイムスリップした的場がなぜ信長にとって代わったのかとか、鹿島の心情とかもいまいち伝わってこなかった。
それに指揮官が、「おいおい、こんなところで?」というところで自分を犠牲にしてしまい、これも意味不明。お涙頂戴か?
映画の中で「歴史の辻褄を合わせる」という言葉が出てくるが、これは映画の辻褄を合わせるという風にも言えるんじゃないかな?と思いました。

少し前に、ドラマで「戦国自衛隊」をやっていました。
そちらは関ヶ原の合戦直前に自衛隊がタイムスリップしてしまうというもの。
ドラマ版は、これまで「裏切り者」のイメージが強かった小早川秀秋にスポットを当て、好人物としての解釈をしている点がなかなか面白かったんですが…。

戦闘シーンだけを楽しむにしてもちょっと期待外れな作品。




ボーン・スプレマシー

2006-04-02 16:01:23 | 映画
記憶を失ったエージェント、ジェイソン・ボーンは2年前の事件で自分が何者であったかを知った。その過去を捨て、恋人のマリーと共にインドのゴアで静かに暮らしていたが、ボーンは自分が何者かに見張られているのに気づく。一方、ベルリンではCIA組織内の不祥事の調査が行われていたが、諜報員と情報屋が何者かに殺されてしまう。その犯人として浮上したのはボーンだった…。

マット・デイモンがアクション・ヒーローとしての新境地を開拓した「ボーン・アイデンティティー」の続編。
前作がなかなかいい出来だっただけに続編はどうなるかという思いましたが、今作も期待を裏切らなかったですね。

この作品の見所は何と言ってもアクション・シーンだと思うんですが、格闘シーンもスピーディーですし、カー・チェイスも見応えがありました。
それぞれのシーンに迫力があるのはテンポの速いカメラワークのおかげかもしれません。
キャスト陣もマット・デイモンをはじめ、なかなかよかったと思います。
セリフは全体的に少なかったと思いますが、表情などが素晴らしかったです。
中でも一番印象に残ったのは、敵エージェント役のカール・アーバンですね。最近よく見かけるようになった気がします。

スピーディーな展開で最後まで一気に見ることのできる作品でした。
しいて難点を挙げるとすれば、目新しさに欠けたかな~、といったところですかね。

★★★☆

ローレライ

2006-03-28 16:45:32 | 映画
広島に原爆が投下され、第2次世界大戦も終局を迎えた1945年8月。特攻作戦に反対したため艦隊任務から離れていた絹見少佐は、浅倉大佐に呼ばれドイツ製の最新潜水艦の艦長を命ぜられる。ローレライ・システムと呼ばれる最新装備を備えた伊507は、日本本土への空襲を防ぐため南太平洋テニアン島へと出航するのだが…。

昨年は戦後60周年ということで、戦争や軍に関連した大作が多く製作されました。この「ローレライ」もその中の1本。
ところが、この作品は戦争ドラマではなくてSFでしたね。これをすんなりと受け入れられればこの映画は楽しめるんじゃないかと思います。
時代背景は第2次大戦中ですが、ローレライ・システムに関わる部分は全てSFの世界。そう割り切ってしまえば、香椎由宇のアニメチックな衣装も気にならないんじゃないでしょうか。

この作品はストーリーよりも迫力ある映像やアクションを楽しむ映画ですね。
潜水艦が機雷軍の隙間を縫うように進むなんて、ゲームを見ているかのようでした。
あと、俳優陣もなかなかよかったと思います。役所広司はもちろんですが、ヒロイン役の香椎由宇がよかったですね。
SF的な役なので周りから完全に浮いてしまってますが、クールな雰囲気がいい方向に作用していたと思います。
堤真一演じる浅倉大佐が結局何をしたかったのかとか、細かい部分ではツッコミどころが多いですが、そこは目をつぶって単純に楽しんだ方がいいんじゃないかな~。
「潜水艦映画にハズレなし」とよく言いますが、この作品もなかなかかと。

★★★★


シークレット・ウィンドウ

2006-03-22 16:48:51 | 映画
妻と別居し、森の中で一人で暮らしながら創作活動を続ける作家のモート。そんな彼のところへ、自分の作品を盗まれたと言う男シューターが現れる。一度は追い返したモートだが、シューターは執拗に彼につきまとい、モートは精神的に追い詰められていく。

スティーブン・キングの原作をジョニー・デップ主演で映画化した作品。
ジョニー・デップはボサボサ頭、ボロボロのバスローブという風貌ながら、それでも雰囲気が出ているのはさすがといったところでしょうか。
映画の大半がジョニー・デップ1人のシーンということで、ジョニー・デップ好きにはたまらない作品かな?

ただ、ストーリー的には途中でサスペンスのオチが分かってしまったのでイマイチだったのかな~、という気がします。この手の映画は最近多いですよね。
それでも結末は自分の想像していたものとは違って、ちょっと意外でした。何と言うか、後味のいい映画とは言えないんじゃないんでしょうかね。

それにしても映画の中で何度も登場する「結末が大事」というセリフ。
何かしらのメッセージが込められているような気がするんですが、気のせいか…?

★★☆

コラテラル

2006-03-14 16:34:06 | 映画
リムジン会社を興すという夢を持ちながら実行に移せず、12年間タクシー運転手を続けてきたマックス。ある夜、女性検事を乗せた後にヴィンセントという男を乗せる。しかし、彼は殺し屋で1夜のうちに5人の殺害を行うという「仕事」にマックスは巻き込まれていく…。

トム・クルーズが冷徹な殺し屋に挑戦したということで話題になったサスペンス。
監督はマイケル・マン。この監督の「ヒート」が好きだったので、この作品もけっこう期待していました。

感想としては、夜の都会の映像が素晴らしく、それに音楽もマッチしていたと思いました。
あと、ジェイミー・フォックスはなかなかよかったですね。「Ray」でオスカーを受賞しましたが、この映画でも災難に巻き込まれつつも少しずつ変わっていく感じがうまく出ていたように思います。
ただ、殺し屋がわざわざタクシーを使うというのが“?”という感じ。自分で車を用意したり、車を奪うなどするよりリスクが少ないということなのか?
あと、トム・クルーズはもっと冷酷な役に徹してもよかったかな~、と思いましたね。やっぱりどこか「いい人」のような感じが出てたからな~。

マイケル・マン監督の映画はどこか男臭い感じがして、そこが気に入っているんですが、この映画ではその辺が薄かったような気がします。

★★★★

エイリアンVSプレデター

2006-03-03 17:03:46 | 映画
南極の地下600メートルに熱源が発見され、実業家ウェインライトは国際的な調査チームを組織し調査に向かう。そこにはアステカ文明やカンボジア文明の要素を含んだピラミッドが存在していた。ピラミッド内の調査を開始する一行だったが、そこには地球上では見たこともない生物が生息していた…。

2大SFモンスターが対決するという映画。
「フレディVSジェイソン」みたいな何とも安易な発想と言わざるを得ないですね
まぁ、そういうこともあって最初から期待はしていなかったんですが。

内容的には、やっぱりか…という感じ。
未知の遺跡でそんなに簡単に謎解きできるかよ、と思ってしまいました。
挙句の果てには、プレデターと共闘する始末。
エイリアンの尻尾と頭を槍と盾にするのには笑えましたが…。

ハリウッドもネタ切れということか…。

★☆

クルーシブル

2006-03-02 16:46:04 | 映画
17世紀末のマサチューセッツ州セイラム。村の少女たちは満月の夜に森で呪術的な踊りを踊っているところを牧師に発見される。その後、村の幼い娘が眠りに落ちたまま目覚めなくなってしまう。これを悪魔の仕業と考えた村は、悪魔の手先である「魔女」を徹底的に逮捕し始め、村はパニックに陥っていく。

いわゆる「魔女狩り」を描いた作品。
97年の作品ということで、新しくもなく古すぎもしないといった感じ。
主演は、「ギャング・オブ・ニューヨーク」で久々に復帰したもののその後また表舞台にでてきていないダニエル・デイ・ルイスと、万引き事件等の後すっかり姿を見なくなったウィノナ・ライダー。

作品の感想はと言うと、とにかく見ていてイライラする映画でした。
つまらないとかそういうことじゃなくて、それほど「魔女狩り」というものが理不尽、不合理だったからです。
霊・呪術というものは目に見えないものであるから、加害者と被害者から判断しなければならないが、加害者が本当のことを話すはずもなく、被害者の話を全面的に信頼するというもの。
それに悪魔が見えると嘘をつき芝居をする少女たちや保身、土地の利害関係などが絡んで歯止めがかからない様にイライラさせられました(ウィノナ・ライダーが特に憎たらしい!)。

とにかく「魔女狩り」裁判の不合理さにイライラしっ放しでしたが、それだけこの作品に熱中してしまったってことか?

★★★☆

アイ,ロボット

2006-02-17 17:06:13 | 映画
2035年のシカゴ。USR社の開発した家庭用ロボットが社会に普及し、USR社は新型ロボットNS-5の発売を控えていた。そんな中、ロボット工学の第一人者ラニング博士が殺害され、スプーナー刑事が捜査を担当することになる。スプーナー刑事は「ロボット3原則」によって人に危害を加えるはずのないロボットが博士殺害に関わっていると考え捜査を進めるのだが…。

ロボットが社会に溶け込んだ世界を描いた近未来SF。
とにかく人間が親近感をおぼえるようにと造られたNS-5の顔が微妙だし不気味。
ストーリーとしてはありきたりな感じがしましたが、ロボットが感情を持っているかのように振舞うのは面白いと思いました。
それにしても、ウィル・スミスとロボットの格闘シーンの撮影はどうやったんでしょう?ロボットはCGだから、多分ウィル・スミスは空気と格闘していたんだと思いますが、役者も大変ですね~。

★★★

ミュンヘン

2006-02-07 16:45:56 | 映画
1972年のミュンヘン・オリンピック開催中、「黒い9月」を名乗るパレスチナゲリラによるイスラエル選手団襲撃事件が起こる。ゲリラ側は政治犯の釈放をイスラエル政府に要求するが、イスラエル政府はこれに応じず、結局人質となった11名は全員死亡という悲惨な結末になってしまう。イスラエル政府は、事件の首謀者11名の暗殺を決定。情報機関のアブナーは4人の仲間と共に暗殺を実行していく…。

ミュンヘン・オリンピックで実際に起こった事件を基にした社会派ドラマ。
3時間近くの上映時間にもかかわらず長く感じさせないところはさすがスピルバーグ監督。

この映画でまず印象に残ったのは銃撃のシーン。とにかくリアルだと感じました。「酷い」と言ってもいいくらい。「プライベート・ライアン」の海上からの上陸を彷彿とさせるようでした。
あと、スピルバーグ監督がユダヤ人とパレスチナ人のどちらにも偏らず、公平な視点から映画を作っているということが伝わってきましたね。
映画のラストは正直に言って、「え?ここで終わりなの?」といった感じでした。
報復の応酬、憎悪の連鎖の後に残るのは「人を殺した」という罪悪感、というところで映画は終わってしまい、「どうすべきか、どうあるべきか」といった方向性は示されないからです。
その先はそれぞれで考えろ、というメッセージかも。
スピルバーグ監督は公平な視点を最後まで保ち自分の主張を排除することで、観た人に考えるきっかけを与えているような気がしました。

この映画はイスラエルとパレスチナの扱いに関して、一部で「問題作」のように言われていますが、「問題提起」の作品と呼ぶのがふさわしいんじゃないかと思います。

★★★★☆