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ロック・ストック&トゥー・スモーキング・

2015-03-16 04:47:43 | 日記
ガイ・リッチー監督の名前を一躍世界に知らしめたこのイギリス映画. 一回では覚えきれないほど長いタイトルですが、銃マニアの方にはこのタイトルが意味することがすごく分かっていただけるそうです. ちなみに銃は「ロック」と「ストック」と「バレル」と呼ばれる部分によって構成されているそうで、また英語の言い回しで「LOCK,STOCK&BARRELS」は「一切合財」という意味があるそうです. そしてこの映画はその「LOCK,STOCK&BARRELS」に「TWO SMOKING」を掛けているところがオシャレだとか. 銃マニアでない私にはちょいと理解し難いところもありますが、もしこの映画をまだ未見の方はその辺の知識を頭に入れてから見ると、より楽しめるのではないでしょうか. 群像劇型のクライム・ムービーというカテゴリーに入るこの映画. 賭博で負けて借金を背負った若者4人がいかにして大金をマフィアから奪い取るかというストーリーなんですが、たくさん登場人物が出てくる割にはそんなにややこしく感じることもなかったです. でも難を言えばストーリーテラーであるジェイソン・ステイサムたち主役4人の若者の魅力がちょっと足りないんですよね. 別に彼らがダメとかいうのではなく、彼らよりも圧倒的に魅力的なサブキャラが私の興味を独り占めしてくれたんです. そう、そのサブキャラとはビニー・ジョーンズ演じる「子連れ借金取り狼」! いつも大五郎を連れながらも仕事の時だけは拝一刀もといビニー・ジョーンズが自らカタをつけにいくあの渋さ. もう途中からは主役4人がどう立ち回るよりもイギリス版拝一刀がどう立ち回るのかが気になって気になって…. いや~こんないいキャラに巡り会えることなんて滅多にないですよ. さてそんな魅力ある脇役もいい感じでイギリス映画の傑作『トレインスポッティング』を超えたという意見もあるこの映画ですが、個人的にはやっぱりぶっ飛んでいた『トレインスポッティング』の方が好きです. でも潤沢な資金がなくてもアイデアひとつで映画はどうにでも面白くなることを証明したこの映画はもちろん映画ファンなら必見ですよ. ガイ・リッチー監督もこの映画と2作目の『スナッチ』を撮って以降、いやマドンナと結婚して以降、ちょっとご無沙汰ですが、なにやらもうすぐ新作が公開されるとか. ?ナイキ エア?ナイキ エアジョーダン1ジョーダン1 でもどうなんでしょう、前作の『スウェプト・アウェイ』でこの監督は終わったという意見も多く聞いていますし、ちょっと不安でもあります. てな訳でガイ・リッチー監督の新作は興味と時間と財布の中身が巧くシンクロすれば見ることにしますよ. 深夜らじお@の映画館 は時々ぶっ飛びたいです. みなさんは最近のアンジェリーナ・ジョリーをどう思われますか? 世間では興行力を持つセクシー女優の筆頭だとか、ブラッド・ピットと幸せな時間を過ごしている素敵な女性だとか、熱心な慈善活動家だとかと様々な顔を持っている彼女ですが、私にはどうも多少クセはあれども独特で素敵だった魅力を失ってしまった女優にしか見えないのです. というのも最近の彼女が演じている役柄がどれも彼女っぽくないんです! アンジェリーナ・ジョリーといえば、父でもある名優ジョン・ボイドと物凄く仲違いをしていて『トゥームレイダー』でかろうじて形だけの共演を果たしたあと絶好宣言までしたエピソードを始め、性格俳優ビリー・ボブ・ソーントンと『狂っちゃいないぜ! 』というクセのある映画での共演をきっかけに結婚までした、とにかくクスリをやっていても何ら不思議ではないような雰囲気を持っていた、これまでにハリウッドに存在していなかった新しいタイプの女優さんだったのです. また出世作の『ボーン・コレクター』ではデンゼル・ワシントンと対等に渡り歩いたり、オスカーを獲得した『17歳のカルテ』では主演のウィノナ・ライダーを完全に霞ませてしまうほど、その高い演技力も評価されていた女優さんだったのです. ところが最近のアンジーときたらブラピに骨抜きにされたのか、ゴスロリ衣装からも遠ざかり、薬物的イメージからも脱却. 『Mr.&Mrs.スミス』で一旦かつてのイメージに返り咲いたかと思いきや、いつの間にか再び普通の女優さんに収まってしまっているんですよね. 何というか個性的な女優さんがその強烈な個性を失ってしまったって感じだけが今も色濃く残っているのです. 冷静に考えれば彼女も大人になったと納得すればいいのかも知れませんが、私がアンジーに期待しているのはそのタラコ唇を目立たせて個性を見せ付けるのではなく、彼女が持つその独特でちょっとヤバそうな雰囲気で世界に個性を見せ付けてほしいのです. 他の女優さんでも演じれる役柄なんかを彼女には演じて欲しくないのです. 興行も大切ですが大衆に迎合しない、アンジーにしか演じれない役を彼女にはこれからも演じてほしいのです. だってこれほど強烈なイメージを持った女優さんなんて、昨今のハリウッドをいくら見回してもいないんですもん! 深夜らじお@の映画館 はアンジェリーナ・ジョリーの復活を待ち望んでいます.


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