酔いどれ女子の徒然日記

読んだ本とかゲームのことを綴ってます

読了 本バスめぐりん。

2020-05-04 22:03:27 | 買った本/読んだ本
大好きな本は何度も読んでしまう
図書館で借りて、大好きになって買った本を、また図書館で読んでしまう
同じ本を繰り返し読んで、違う判型の本を買ってしまうこともある
(内容は同じなのに!)

そんな私が膝を叩いたのが以下の台詞

「・・・(略)・・・自分ちにある本を図書館でみつけるとなぜか嬉しくてわくわくしました。
不思議ですね。中身はまったく同じなのに、でもどこかちがうんです」

我が意を得たり
ってのはこういうときに使うんですかね

もう、まったくそのとおりです
自分で持っている大好きな本を、友人宅で見かけても以下同文
なぜか友人宅で再読していたりします

同じなんだけど、違うんです
なんでしょうね、こういう感覚

うまく口では説明できないんですが、とにかくわかるわかると言いながら
読み進めていました

とても面白いのでぜひ、皆さんに読んで欲しいです







そして移動図書館の使命に思いを馳せてみたり

私自身は幸いにして、書店にしろ図書館にしろアクセスが容易な場所に住んでいて、
身近に本がない生活を体験したことはありません
本バスめぐりんのような移動図書館というものも見たことがありません

本バスめぐりんには3000冊の本を積んでいるという設定ですが、3000冊・・・
私の小説メインの本棚で大体1000冊、マンガが1000冊くらい入っていますが、
実際に何か読もうとするとなんだか物足りないなぁと思っているので、
子どもの絵本やら今日のお料理的なハウツー本やらも載せることを考えると
相当厳選しないと老若男女すべてに対応するのは難しいのではないかしらん
これは、司書さんの腕の見せ所ですね

ということで、めぐりんに乗ってる司書のウメちゃんは行き先(ステーション)
利用者の傾向に合わせてしっかり積み込む本を変えている模様

ステーションは、定期的に見直しを行っていて、利用者が少ないステーションは
統廃合されることもあるらしい

多くの図書館は税金で運営されていると思うので、世知辛いけど仕方ない・・・
でも、本当に仕方ないのかな
どんなところに住んでいようと、人が、本に触れる機会を奪っちゃいけないん
じゃないかな
ああ、でも、本なんて買えばいいよね
今は通販だってあるんだから
てか、電子書籍だってあるじゃない

でもやっぱり、ちゃんと、紙の本に触れる場所が無くなってしまうのは寂しい
そう、寂しいんですよ
そんな寂しさを埋めてくれるのが本バスめぐりんなのかな、と思いました