レポの前に、またまたやってしまったあたい・・・。
時計を確認するのを忘れて、気づけば12:20!!!!
すっかり、開演時間のことを忘れて過ごしていた・・・。
結果、すっぴん&普段着のまま即効自宅を出発したというドタバタ劇。
はぁ~、もう少し計画性があれば(反省)
ではでは、レポの前に芝居の総括を。
この公演、あたいは4回観劇した訳ですが、「アルジェの男」を観るには相当な集中力が必要だと実感。
なぜなら、この作品って、誰目線で観るかで受けるものが違ってくるから。
(あくまで個人的な感想ですが)
それに、歌(特にソロ)で心情を描写しているから聴き逃せない!!!
右から左へ受け流していたら「???」が飛び交うことになります。
東京で観劇される方は、気をつけてくだされや!
あたいは、4回目の千秋楽で色々気づく事や作品の面白さを思い知る事になりました。
けれど、まだモヤモヤ感がある。
あたい的にはまだお芝居のクオリティーに満足できません。
「もっと行ける筈!!演れる筈!!」 っと、大きな期待を込めて言いたい。
まだ大人し過ぎる。
ラストに向けて押し寄せる波がまだ弱い気がする。
緞帳が下がって、しばらく座席から立ち上がれないくらいのインパクト(余韻)をもっと下さい。宜しくお願いします。
(贅沢な奴め!!)
今回のお芝居には、きりやんはかなり苦戦したと思うなぁ。
特に、パリに行ってからのジュリアンに相当苦しんだんじゃなかろ~か。
一見、表面的には黒く見えない人物やけど、心の中は野心が渦巻いてるって、難しいよな、きっと。
「赤と黒」みたいに感情を一人爆発させるところがあんまり無いもんなぁ・・・。
同じジュリアンでもこうも違うとは。。。
そんなきりやんは、「脚本に忠実に、歌に忠実に」と基本に立ち戻ったかのうようにジュリアンを演じていたように思います。
とってもきりやんらしいジュリアンでした。
パリのジュリアンと、アルジェのジュリアンとの切り替えがさすがの上手さ!!!
パリの街で花を買い、それを投げ捨てた一瞬で、アルジェの頃のジュリアンになってる。
あの汗臭さを漂わせたジュリアンに。
あっ、余談ですが、アルジェのジュリアンて、ほんまに汗臭さを感じるんです。
確かに額には汗かいてますけどね、きりやんは。
う~ん、なんて言うのかな・・・チンピラの持つ汗臭さっていうのかな。
上手く言葉にできないけど、漂ってるのよ。
話しを戻して、アルジェとパリのジュリアン、野心のジュリアン、愛に心打たれてるジュリアン。
色んな顔がふっと出てきては消え、出てきては消え、ってするから、個人的には感情移入しやすかったなぁ。
千秋楽で、まさかジュリアンに涙するとは思わなかった。。。
なんか、きりやんありがとう♪
なんか、途中から「どこが総括やねん!?」って感じしてきた。。。
(なんか、すみません;)
とにかくあたいが言いたいのは、「集中力だぁ~~~!」ってことです。
(結局そこかぁ~~~い!!!)
だって、集中力が無かったら、この芝居絶対に面白く感じないよ。
この作品はやっぱり柴田作品だけあって、なかなかの上質さがあるよ。
今後はどこまで月組子が深めていくかが鍵やね。
東京公演も楽しみにしています。
(ってことは、おまえ行く気やな・・・!)
そうね、行くかもね♪♪♪