10年程前は地方の観光まちづくりのモデルケースとして取り上げられていた竹富島ですが、写真に写っているように地元民と観光センターとの問題は深いようです。
観光は島に雇用とお金をもたらしますが、竹富島のように水牛で古い街並みを巡るっていうのはその地域に住んでる住民にとっては安らぎなんてあって無いもの。
初めは観光客が来るから良く思えたかもしれないけど、ずっとじゃ堪ったもんじゃないですよね。
物珍しさで内地の人はそりゃ観光に来ますよ。
かくいうアタイもその一人だったわけで、行ってみて初めて知る現状にびっくりしたのです。
観光のアイディアとしては良いと思うんですが、アイディアの出方がいかにも外者発想と言いましょうか、まあ地元民からの発想なら自分たちの生活圏のこともある程度考えてしまい即効性の出にくい観光事例になりますしね。
アタイも詳しく竹富島観光事例を調べた訳ではないけど、10年前に聞いていた竹富島と今の現状との違いに観光によるまちづくりの難しさ、外者の立ち位地の難しさを感じました。
今後、竹富島の観光がどのような道をたどって行くのか、見守っていきたいと思います。