ウキウキ・ウォッチング

勝手に一人歩き。
アニメ・ライブ・観劇レポ中心、時々日記ブログ。

遅ればせながら『阪急電車』

2011年06月30日 | 日記
昨日西北にてようやく『阪急電車』を見てきました。


この猛暑の中、もちろん西北(西宮北口)へは阪急今津線に乗って行きましたよ。


物語自体はのほほ~んとしていて、今津線のアットホームな雰囲気とすごく合っていて良かったです。

宮本信子さんのおばあちゃんが素敵でした。
ああいう人ってもう見かけなくなりましたよね。

子どもの頃は、電車でもバスでも全く知らん人(特におばちゃん)から声掛けられて世間話してたこととかあったなぁ~とか思い出してみたり(笑)

『眉山』を見た時も思ったんですが、宮本信子さんって芯の通った人物を演じられたら右に出る人はいないですね。



この映画を見ているとどうしても車窓の風景を追ってしまいます(汗)

「今、仁川の辺りやね」、「そうそう、逆瀬の駅って踏み切りめっちゃ近いんやった」みたいなこと考えたりね。

違った楽しみ方をしてしまったかもしれませんなぁ・・・


しかし、駅のチョイスが良いですね。
小林駅(「おばやし」って呼ぶんです)を選んでいるところがなんともジモピー的で(笑)

小林って宝塚市の中でも何も無いところで、何かあるかってきかれたら「イズミヤ」か「図書館」くらいやしなぁ・・・。ただの住宅街で逆瀬みたく高級住宅街があるわけでもない。
ただただ下町的な雰囲気で一際アットホームな街なんですよねぇ~。

しかもツバメのエピソードって沿線利用者くらいしか知らないことやろうしね。
今津線ユーザーにとってはかなり嬉しい映画っすよね。ウフフ



映画の帰りも例のごとく阪急電車今津線で帰りました。

各駅のホームに着くごとに「あそこでロケしたんや」って思い出してみたりして、なんかあたいも物語に出てくる一人みたいになって、不思議な感じがしました。



【余談】
帰りの電車でどっかで見たことある人がいるなぁ・・・と思っていたら「中村B」こと「中村一徳」氏でした。
ジェンヌに遭遇することはあっても、演出家に遭遇する事が今まで無かったので少しテンション上がったぜ!

それと武庫川の「生」の字が崩れていたぁ~~~!!!