ウキウキ・ウォッチング

勝手に一人歩き。
アニメ・ライブ・観劇レポ中心、時々日記ブログ。

月組「バラの国の王子」レポ

2011年04月09日 | 宝塚
このレポをUPする前に、既にもう1回観劇しているあたい・・・。

只今、花の道は、桜が満開でございますよ。

お近くの方はどうぞ花見にいらっしゃいまし~



では、まずお芝居の『バラの国の王子』の感想から。

(やたら「の」が多いなぁ・・・


えー、初見だった4月3日の時は、正直観終わっての感想が「うぅ・・・ん」だった。

何故かって

前半がなぁ・・・だるい
というか、眠気がやってくる

家臣の獣たちがコーラスで物語の説明をしていくんやけど、なんか観ていて集中力を無くさせてくれるような歌詞が多いのよねェ。

それにもうちょっと前半は、物語の進め方を考えてほしかったです、キムシン
そうしたら、もりえちゃんやまさおの役も上手く使えたのでは?って思った次第です。
だってあのもりえちゃんのヴィジュアルは非常に勿体ないですよ


まあ、初見の時は前半のだるさを無視すれば、野獣さんが出てくるあたりからじわじわ感動する場面があって良かったです

やはり、まりもちゃんに振られた後、1人野獣さん(@きりやん)が銀橋で歌う歌が泣ける

じんわり心に沁みてきます。


この作品は、世界観が非常にゆったりとしていて、オペラ作品のようでした。
余談ですが、初見の時は2階席から観てたのですが、佐々田Loveさんの頭がオケピから出てました。
指揮の振り方もオペラ的で観ていて面白かったですよ。

そりゃそうですよね、あんだけ大人数のコーラス隊にも合図送らないと揃わないですものね。


話が転々としますが、コーラスは非常に良かったです
前回のジプシー男爵で鍛えられた成果ですね。
綺麗な音楽と美しいコーラスでした。
それがかえって眠気を誘ったのかな・・・。

(良い意味でとっておきましょう)



初見の時、観終わってから「うぅ・・・ん」やったんですが、『バラの国の王子』という作品はどうやらじわじわと余韻が襲ってくる作品ですぞ

きりやんが作り出した野獣さんがなんとも良いんです。ベルじゃなくても思わずハグしたくなるような野獣さんです。
優しい故に弱く、また愛することを求めているような野獣さんなので、ディズニー版よりも感情移入しやすい為か、やたらベルとのやりとりが心にぐっと来る。

そういったことを思い出すと、頭の中がおとぎの国と化してしまうんです。
(うわ~、結構痛いことになってるよ、あたい・・・

結局『バラの国…』を見てない時以上の「きりやん&月組欠乏症」になってしまうんですよォ~


観に行った方、気を付けなはれや


とりあえず今日はこの辺にしときます。。。
だって、また行きたくなるやん