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ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

世にも稀なる趣向の奇蹟

 レイ・ブラッドベリというSF/ファンタジー作家をご存じだろうか?1920年生まれのアメリカ人。現在も元気で85歳におなりになるそうな。代表作は、「火星年代記」やあのトリフォーが映画化した「華氏451度」などだが、短編も数多く出しているとっても偉い作家さんなのだ。なぜ、突然ブラッドベリなのかというと、中学生時代に読んだ早川のSFアンソロジー(傑作選)で読んだ短編小説がまた読みたくなったのだが、題名も作者も忘れてしまったまま「いつか・・」でほっておいたのね。でも、最近アマゾンで古本を安く買えるようになったので、片っ端から怪しそうな本を買いまくったのだ。実は、作者もブラッドベリではなくフレデリック・ブラウンの方だと思ってブラウンとブラッドベリの短編集を10冊ほど買っておいたのを腸炎の最中に完全読破。結果はどこにも載っていなかった。こんなこと言ったら怒られるけどブラウンとブラッドベリって作風は似ていません?そこで、うる覚えのキーワード(ブラッドベリ、砂漠、蜃気楼)を入れて検索したら出てきました。「世にも稀なる趣向の奇蹟」。おお、これだぁってこれが収められている短編集「喜びの機械」を早速アマゾンで古本を100円でご注文。やっと来ました。そして、読みました。感動したね。この短編集は、SFモノよりはファンタジーモノ中心。その中でも、「世にも稀なる趣向の奇蹟」はダントツにいい。あらすじは、短編なので控えますが砂漠に突然現れた蜃気楼が人々に夢をくれるという話し。昔の「世にも不思議な物語」というTVシリーズでも映像化されているそうな。見たかもしれない、見なかったかもしれない。でも小説はいいですよ。読んでくださいな。

よろこびの機械

早川書房

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コメント一覧

本棚屋店主
およよ


 およよであります。赤羽西口さんもお好きでしたか?ブラッドベリはファンタジーがほんとにいいですね。アシモフの黒後家○△は凄いタイトルですなぁ。完読挑戦しますぜい。「よろこびの機械」を発見するのは結構大変だと思いますが、挑戦願います\(*⌒0⌒)bがんばっ♪ また、今度スキな作家大会と銘打ち古本をならべましょうかな。でもJGバラードの本はほとんど家には無いのでまた買い直さなきゃいかんのう。あとはACクラークです。「地球幼年期の終わり」などなど。

 原子人さん、すいませんねぇ。gooに代わって、陳謝いたします。そうなんです。私もいつも、コメントが消えてしまうので、かならずテキストで保存するという面倒なことをしてからアップしています。たぶんgooのサーバーのどっかにコメント供養塔があって、成仏していると思いますので安心(?)してください

 店主軽薄 
原子人
コメント送ったけど「アクセスが混んでて表示されない」となってそのまま消えてしまいました。コメントや~い、今どこにいるんだ~~~~?
赤羽西口
ナローバンドは涙する。
毎回ひゃーとか言いながらニジニジと拝見しております、

いまだISDNユーザー赤羽西口です(笑)。

桜写真をほっぽっといてこちらに食いつくワタクシ。

「火星年代記」はブックシート(カバーと本体をぴっちりくっつけてしまう防水性のシールみたいなもんです)で、

がっつりガードしている系の本です。大好きです。

この短編の情報拝見しまして今度まずは地元のブックオフだか

普通の本屋を探してみようと思います!

(だってアマゾンの商品て●リカソ便で届くんだもの。ドライバーの態度悪すぎなんで、お願いしたくなくて(とほほ))

ちなみに私のお薦めは、アイザック・アシモフの「黒後家蜘蛛の会(ブラックウィドワーズ)」です。

創元から全5巻で出ております。

アシモフなのにミステリなので、もしSF好きな方ですとアレかもしれません。

いつかお暇なときにでもご覧くだせぇ~

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