ワッフルズの旧譜3枚を買って来た。
『Orangery+』を聴いて、コレは聴いとかなイカンやろ~と思った(笑)
とりあえず、クリティック的な聴き方でなく、何度も何度も流す。空気と馴染む様に。
あぁ、コレは好きだわ。ホントに名曲揃いだ。
何よりも、メロディのチョイスとアレンジのセンスが個人的にツボに入る。
『ONE』収録の「ルール」のドライヴ感とか「虹」のサビメロ、「リズム」のギターの音色、「ルーレット」のリズムトラックとヴォーカルのケミストリー。
『pool』では「ひとひら銀河」のベースとピアノのコンビネーションが導き出す疾走感、「つぎの光」のエモーショナルなヴォーカル、「はなそう」のアレンジのダイナミズム。
そして驚くべきは『cinematic』
こんな名盤を見逃していたコトを心底反省(苦笑)
ホッピー神山のストリングスアレンジとリズム隊が作りだすドライヴ感の上を駆け回るフックの効いたメロディに一発で持っていかれた「NEED YOU」、歌うベースがフックの効いたメロディを際立たせる「ふたり」、情景が浮かぶ様な気持ち良過ぎるメロディとアレンジが世界観を作る「春うらら」、アレンジの持つ力がメロディとヴォーカルを極限まで高めた「so sad」、書き出したらキリがない。
このアルバムまで時系列で聴いて、それで初めて『Orangery+』の音が理解できた気がする。バンドの音の流れが解る気がする。
来月の新作も俄然たのしみになってきた。