DR -Delanded Room-

ゲームショップ店員の日記

「本編」で復活の兆し、「テイルズ オブ」シリーズ

2005年12月17日 | ゲーム販売状況/販売予想/市場分析
一応、年内は細々と続けます

今週発売ソフトの1位は、やはり「テイルズ オブ ジ アビス」
初日のみで28万本以上を売り上げています
これは8月の「レジェンディア」の1.5倍の本数ということに

キャラデザに「ファンタジア」や「シンフォニア」のキャラを手がけた藤島氏、
「超豪華」な予約特典、そして年末発売と、満を持して発売された今作
年末年始の動き次第では50万本も射程圏内です
「本編」発売でシリーズが復活の兆しを見せています

ただ、消化率は3分の2くらいと、「超豪華」な予約特典の割には
それほど高くありません
週末の動き次第では、年明けに大きく値を崩した「リバース」の
ようなことにならないとも言い切れません
今後の推移を注意深く見守る必要があります

2位の「ファイナルファンタジーIV アドバンス」は7万本
好調のように見えますが、引っかかるのはやはり消化率です
「ジ アビス」の半分程度の数値となっており、
販売店の期待が非常に高かった(受注が多かった)ことがうかがえます

前週は「ローグギャラクシー」、そして翌週には「キングダムハーツII」と
大型のRPGが立て続けに発売される今年末商戦
ユーザーのプレイ時間も限られるだけに、慎重なリピートが必要となってきています